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【旅の本】アジア「窓」紀行

冒頭に記載のある通り、この本は窓を通して語られる旅行記だ。異世界への入口としてのメタファの窓ではなく、実際の窓。本書に登場するのは、どれも実際に人が住んでいる建物の窓だ。建築学を修めた建築士である筆者が転々と旅した中で巡り合った建築について記している。 本の中に登場する場所は以下の通り。 上海(中国) 烏鎮(中国) 張村(中国) トルファン(中国) タシュクルガン(中国) ラルンガル・ゴンパ(中国) カンゼ・タウ(中国) シェムリアップ(カンボジア) キナ

    • ミャンマーでうずらのゆで卵はスナック

      何の前触れもなく バスが停まると 子どもたちが集まってきた バスから降りてきた乗客に 物を売りつけたいのだ 写真の男の子が売っていたのは 抱えたカゴに入っていた うずらのゆで卵 ミャンマーで うずらのゆで卵は スナックとして一般的で 小さな卵の殻をむいて パクっと 食べていたりする 中華丼にひとつ余計に入っているだけで 得した気分になってしまう日本とは 別の世界線なのだ 📍ミャンマー

      • 嘉義で見つけた古い家屋その2

        嘉義の中心部には 古い家屋が残っている 歩いていると とくに探しているわけでもないのに 古い家屋に巡り合う この家屋もそうだった 看板には大きく檳榔と書かれているものの 店頭に並んでいたのはバナナなどの果物だった 📍嘉義・台湾

        • 嘉義で見つけた古い家屋

          故宮博物院南部院区を 訪れるために 嘉義にきていた 時間がなくて 嘉義市内を回れなかったけれど ちょっと歩いただけで 古くて渋い建物をいくつも見つけた ここには昔ながらの ひょっとしたら日本統治時代に建てられた 建物も残っているようだ 嘉義は また訪れて じっくりと街歩きをしてみたい街だ 📍嘉義(台湾)

        【旅の本】アジア「窓」紀行

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          12本

        記事

          バゴーにある大きな涅槃仏

          日本では立像や坐像ばかりが多いものの 世の中にはそれ以外の仏像のパターンもある 例えば仏足石 これは釈迦の足跡を石に刻み信仰の対象としたもの 人間の形はどこにもなく 目の前にあるのは足跡をかたどった窪みだけ 窪みから仏陀の有り難さを感じ取るという 難易度の高いものだ 涅槃仏も日本では珍しいパターンだ こちらは釈迦が入滅する様子を仏像としてあらわしたもの バゴーのミヤタリャウン・パヤーにある仏像も 不貞腐れた顔で境内に寝転がりながら 入滅する瞬間を待っていた 📍ミヤタリャウ

          バゴーにある大きな涅槃仏

          王子にある名主の滝公園

          住宅街を進んでいくと 大きな池があって 小さな川が流れていた その川を上流に遡って進んでいくと 水の落ちる音が聞こえてきて 気がつくと 大きな音を立てる滝の前に立っていた どこかの辺境の話のようだけれど ここは東京都内 王子駅からそれほど遠くない名主の滝公園の話だ 📍名主の滝公園(東京)

          王子にある名主の滝公園

          都電おもいで広場

          長崎や函館など 路面電車が走っている町に行くと ちょっと前の日本が残っているように思えて楽しい かつては東京でも 縦横無尽に路面電車が走っていた でも時は流れ 令和の時代も現役なのは 都営荒川線と東急世田谷線くらいだ 数少ない生き残りである 都電荒川線の荒川車庫駅の前にある 都電おもいで広場には かつて東京を走り回っていた 路面電車が保存されていて 自由に見学できるようになっている 地味だけれど 中にも入れて面白い 📍都電おもいで広場

          都電おもいで広場

          久々に催された神田祭りは盛り上がっていた

          コロナが流行りだしてからというもの あまり相手にされなかった神様が 久しぶりに歓待を受けていた 神輿に乗った神様も 久々に神田の街に出られて ご満悦に違いない でもよく見ていると 神様よりも歓待している人間の方が ずっと嬉しそうだった 📍神田祭(東京)

          久々に催された神田祭りは盛り上がっていた

          小さな唐獅子が威勢を張っていた

          千葉にある妙見本宮の社殿は 上下に二つの拝殿がある日本初の重層社殿だそうだ 道教のお寺では 社殿がビルになっていて 各フロアに拝殿があるのが 珍しくないけれど 神社では珍しいものらしい そう思いながら 境内にある天神社の前に来ると 小さな唐獅子が 香炉の上で威勢を張っていた 📍妙見本宮(千葉)

          小さな唐獅子が威勢を張っていた

          登るときより下りるときの方が怖い

          突き刺さるように 空に向かって伸びるマハーゼディー・パゴダには 階段も設けられていて 仏塔を参拝客が登れるようになっている その階段は急勾配で 登るときよりも 下るときのほうがずっと怖い 📍バゴー(ミャンマー)

          登るときより下りるときの方が怖い

          玄関開けたらすぐ線路

          ジャカルタ・コタ駅から伸びる線路に沿って 質素な家が並んでいる トタン屋根の家々は 線路のすぐ脇に建っていて 線路と住居を分け隔てているものは何もない 玄関開けたらすぐ線路だ そんな家の前に男の子が立っていた 📍ジャカルタ(インドネシア)

          玄関開けたらすぐ線路

          台北の茶行巡り

          やってきた台北の茶行には 茶葉の入った大きな缶が並んでいた 台湾は烏龍茶などの中国茶だけでなく 紅茶も世界有数の産地で 台北の中心部には茶葉を扱う茶行も多い 観光客を相手にした懇切丁寧な接客もいいけれど 出してくれる美味しい茶菓子にも すぐに飽きてしまう 不愛想な接客の卸問屋の方が心地よく 繰り返し通うことになるのは ぶっきらぼうな対応をされる 卸問屋だったりする 📍台北(台湾)

          台北の茶行巡り

          バイクに跨った若者たち@ミャンマー

          バゴーの市街地に立つ牌楼の前で 若者がたむろしていた それぞれがバイクに跨っている このような光景を目にしたら 日本だったら何かしらのデリバリーする人たちだと 思うところだけれど ここはミャンマーのバゴー デリバリーサービスはない 青年たちはバイクタクシーの運転手だ 📍バゴー(ミャンマー)

          バイクに跨った若者たち@ミャンマー