絶対王者 ジョンロブ②

はい!こんにちは!
小澤 秀崇です。

では、前回に続きジョンロブを紐解いていきましょう!
前回は歴史を解説し、靴良さについて少しだけ触れました。
今回は、ラスト(木型)と靴の種類についてお話しましょう。

今回も初心者の方は知識を深めるため、マニアの方はまたお付き合いください。


ジョンロブのラスト
#7000 .#8000.#8695.#9765.#4596.#7810.#0015.#2511
と、一覧挙げてみましたが、ピンとこない方も多いのでは?
僕も頭に浮かばないものもあったりして・・(笑)

画像付きでラストを解説していきましょう!


#7000


ジョンロブの代表ラストです。
ラストの特徴は、今までの#8695(後日説明)のラストよりロングノーズであり、より洗練されたラストと呼べるだろう。
「シティ2」(キャップトゥ)や「フィリップ2」(ブローグキャップ)などに採用されています。

画像1

(画像引用)
シティは、
ストレートチップの頂点的な存在。エルメスを感じさせるの洗練されたデザインにイギリスの風格漂う堅人さ。まさに王道!!

フォーマルにバッちと決めるなら、ジョンロブのシティ!

画像3

(画像引用)
フィリップは、
エレガントでなおかつドレッシーさを醸し出す魅惑な靴と言えます。ステッチをはじめとする些細な箇所も緻密な仕事ぶりが垣間見え、靴専門雑誌でよく見る靴でしょう。


#8000


長めのノーズでセミスクウェアトゥが特徴的なラスト。
「チャペル」に採用されている。#7000番と比較するとややにシャープ作られている。

画像2


(画像引用)
チャペルは、
ストラップ部を含むアッパー(上部の革)を一枚革(ワンピース)で製法した作品で、高度な吊り込みや一か所でしか縫い付けていない技術力の高さには、思わず声が出るかと思います。



つづく。

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