リハビリや機能訓練で機能改善が見られない時に考えるべきこと。
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”らしく生きる”をサポートする
健幸Life起業アドバイザーの尾崎 結花です。
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リハビリや機能訓練に携わる中で機能”改善”や向上がみられるず落ち込んでいたりしませんか?
介護予防分野のリハビリや運動ってしたって良くならないじゃん?
そんな介護予防で
あんまり変わらない人たちを見るより
どんどん改善する人たちをみた方が
楽しくないか?そう言われることもある。
そんな時、
私は、はぁ?っても思うし若干イラッとくる。
相手も悪気があって
言っているわけではないのは分かる。
けれど、
若干そう簡単に口にされてしまうって
なんか悲しいし、悔しい気持ちになる。
時々、同業の方でも
高齢者のリハビリは変わらないので
あまりやりがいがないです。と言う方も
いらっしゃいますが、、、
介護予防分野のリハビリや
機能訓練における専門職の役割って
バリバリ向上させて機能改善させることだけが役割じゃないから。
身体機能をバリバリ回復させ
向上させること役割を担いたいなら
自分の身の置く場所考えた方がいいと思います。
例えば、
理学療法士がリハビリをするという
言葉は同じでも、
急性期、回復期、維持期、終末期、
小児、成人、病院なのか、施設なのか?
どこに属しているかでも変わるし、
患者さんや利用者さんによっても
役割、アプローチも変わる。
わたしは、
維持期、終末期で働いていた頃、
一度たりとも
リハビリや機能訓練が意味がないことだと思ったこともないしやりがいないとも感じたことがない。
なぜなら
デイサービスや老健など維持期においての
自分の役割は
【利用者さんの”生活に寄り添った”サポート】をしていくか。
終末期では
【尊厳を守り、穏やかに人生の最期を迎えられるようサポート】していくか。
こういう思いで精力を注いできたから。
そこをサポートさせていただけることに
やりがいを感じるのよね。
老いていく過程で、
身体機能の改善が難しい場合がある。
その中でも、患者さんや利用者さんが
生活の中で必要とすることを支援することで、その方がより豊かな人生を送ることができるようになるための役割を担っていると私は思っています。
機能を維持しているということだけでも
立派な効果だと思います!
考えてみてください。
老化に伴い、機能低下していく過程で
もし、85歳になっても
83歳の時と生活の質が落ちていないのであればそれってすごいことじゃないですか?
例え、身体機能、生活機能が低下したとしても
それをどれだけ維持できるかということも
介護予防分野においては必要な視点かと私は思います。
なので、
維持期や終末期の
リハビリや機能訓練は、改善させる!向上させる!ということだけにとらわれないということが大切。
リハビリや機能訓練で機能の改善、向上がみれれないことに落ち込んでしまうことがある!やりがいを感じないという方は
もう一度、自分自身の役割や意義について考えてみることも必要かと思います!
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