不甲斐ない2024。勝つぞ2025。
最近サービスの告知ばかりで、自分の考えや気持ちを書くことが激減してしまったので、年始の気合いムードにあやかり、言葉に残しておきたいと思います。
2024年のふりかえり
昨年は自分の不甲斐なさに嫌気がさした1年でした。特に昨年秋冬あたりからなんとなくモヤモヤしていましたが、それが何かもよくわからず、目を背けながら目の前のことに奔走していました。モヤモヤを書き出すと下記のような感じでした。
①正しく、美しくやろうとしすぎ。
大企業だからできることを、自分たちのようなベンチャーでもやろうとしていました。どれだけ早く、どれだけデカくするか、もっといえばどれだけずる賢く,泥臭くやりきれるか。ここがベンチャーが生き残るかどうかの瀬戸際です。それにも関わらず、どこかで前職だったらこうしてる、こうすべきだ、みたいな思考回路に頼る自分がいて、かつ、やりきらないままで、できない理由を探していました。競合が仕掛けてきた施策に対して、それはずるい、やり方が汚い云々、批判だけして自社がどう勝つかの議論が薄い雰囲気が流れていました。正しく、美しくやれるような体制なぞ整ってるわけがないので、ずる賢く、泥臭く事業と向き合います。
②勝つ組織が作れていない。
おかげさまで昨年社員は4倍になりました。プロダクト自体や社外発信は1人でやっていた時には想像できないほどで磨きがかかり、スピードも早くなりました。
ただ、勝つ組織が全く作れていない。ここでいう勝つとは、稼げる組織を指します。これだけいいサービスができているにも関わらず、売ろうとしていない。売れないのではなく、売っていない。問い合わせをくれたお客様にはご発注いただけているが、自分たちから狩りに出かけていないし、売り方のストーリーを死ぬ気で考えていない。いいサービスをどんどん売り、稼ぎ、人を雇い、さらに磨き、さらに売る。当たり前のことですが、ここに対する感度や緊張感を自分が社内に伝えていかないといけないと思います。勝つ、売るというのは営業だけがやることではなく、日々の業務の中で、1人でも多くの人に利用してもらうにはどうすればよいのか、1円でも多くお金をもらうにはどういう対価にすればよいのか、とりあえず売ってから考える姿勢、場当たり的なもの、偶発的な成功をどう再現性の高いものにしていくのか等、色々できると思います。一つひとつ泥臭く向き合い、勝つ組織を作ります。
③人事ではなく、経営者。
経営者として尊敬する方から「小澤くんは経営者に向いてないと思うよ」ということを言われました。これは昨年1番自分か刺さった言葉です。みんなが楽しく、明るく働ける会社にしたい、というのは今も変わらないですが、それを実現し続けるためには、勝たなければなりません。例えば、困ってるメンバーがいたらすぐさま対話し、解決しに行く。人事ならこの動きでいいのですが、自分は経営者です。勝つために、どこに向かって何をすべきなのか。障害排除だけしていても事業は伸びないということを痛感しました。めちゃくちゃ大変だけど、このチームで勝つんだ、踏ん張るぞ、勝つぞ。という熱の発信源をもっと自分が作らないといけない。こんなこと言ったらみんな辞めちゃうんじゃないかとビビって思ってることを率直に伝えず、オブラートに何重にも包みこんでしまう時もありました。人事8年、経営者6年やってるのにいまだに思考や行動が人事なままなことを猛省した1年でした。
2025年に向けて
会社としては7期目です。「TechTrain」というサービスと想いを持ったメンバーが集まって来てくれたのであとは勝つのみです。
・正しく綺麗に、ではなく、ずる賢く泥臭く。
・勝つ組織を作る。
・人事ではなく経営者になる。
7年も経って今更そんなレベルかよ、と思われるような恥ずかしい目標ですが、外野からの批判、批評にいちいち反応せず、エンジニアリングで日本の国力を上げるためにやるべきことをもっともっと押し進めたいと思います。
勝つ組織を作り、事業をさらに爆伸びさせるべく、絶賛採用も強化しています!少しでもご興味ある方、ぜひお話しさせてください!!
2025年もよろしくお願いします🔥🐍