イメージや音と直結するテクニックを養う
ピアノアドヴェンチャーの
「すいすいきんぎょ」
ドレだけを使った人気曲です。
これの前にはドレの音符を習ったので
ここでは「ステップ(隣の音)」を学びます。
ドレを使って
ペダルを踏んで弾くと
まるで金魚がゆらゆら 泳いでるように聴こえる。
子供達も
「ド〜、レ〜」って
揺らいでるように弾く。
もちろん事前に
「金魚が泳いでるんだって!」
と伝えてるし
音源に合わせて
泳ぐマネをすることもあるので
子供達は金魚になりきって弾く。
フォルテでありがちな
「ド!オ!、レ!エ!」とはならない。
なのでここでは
ステップを学びながら
f=近くに寄ってきた
p=遠くに行った
と音の大きさによる遠近を表現する。
pの弾き方はもう学んでるので
意識すれば弾ける状態にはしてる。
そして頭の中は
「pにしなきゃ!」じゃなくて
「遠くに行った音」として弾く。
これが「pだからpで弾けた!
楽譜通りに弾けてよかった!」
は正しいけど面白くないのよ。
やっぱり頭の中で、
「遠くに行った金魚を想像する→音が鳴る」
など
イメージや音と直結するテクニックがあると
自由自在に表現できる。
これが楽しい。
こうして「音楽を読む譜読み」を養いたい。
音符ではなく。