おざきみきこ

講師歴25年・ピアノアドベンチャー歴9年 | アメリカ指導法により初見指導・譜読み指導が得意 |練習も楽しくなるように『 音楽を読む譜読み』を提唱中

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ピアノって、何を教えるの?どう教えるの?動画セミナー(有料・一部無料)

このセミナーでは、 「ピアノって、どうやって教えたらいいか分からない…」 「そもそも何を教えたらいいのか分からない…」 という先生へ向けて ・何を教えるか?の内容 ・どうやって教えるか?の方法 をお伝えしています。 というのも、私の所へは 他のお教室から移籍してくる生徒さんが とても多いです。 約半分の生徒さんが移籍されてきた生徒さん。 その生徒さん達の特徴を見ると、 ・音符は読める ・音の長さもわかってる けど弾けない… そう… 「音符が読めたら弾ける」 とはな

    • 発表会練習が楽しすぎる!!

      もうすぐ発表会です。 毎回思うのが ・本番を楽しめるか? ・次も発表会出たい!って思えるか? お客さんの立場で ・聴いてる人も楽しめるか? ・自分のお子さん以外の演奏も聴きたい!って思えるか? ・また聴きに行きたいって思えるか? そのためには 「こだわり」が必要だと思う。 上手な演奏ももちろん目指すけど 「こだわり」を表現しようとすることで 上手になる。 それが「こだわり」なく、 先生が言うとおりの弾き方だと いくら上手な演奏でも 試験の時間になる。 自分のため

      • 「千本桜だ!弾く!!」

        ピアノアドヴェンチャーはもちろん とてもいい教材なんだけど ⚫️レッスンで学んだ内容を使って 好きな曲に応用させる ⚫️ポピュラー曲を教本として使って 学習をさせる をしたいので教材探し。 というのも 「基本ができる→応用ができる」 が自然にできる人は少ないらしい。 たしかに レッスンで初見本 (初めて見る楽譜を練習なしで弾く教材) は弾けても、 その方法を普段使ってるテキストに 同じ方法で弾けない生徒さんも 一定数いる。 内心「同じようにするだけだよ…?」と思

        • 4番の指が動かない!なんで?!

          大人生徒さん。 左右で[ドレミファソ]を弾くだけなのに、 ちょっと意識が薄れると 左手がレを飛ばし[ドミファソ]となる。 [ドレミファソ]くらいは さほど意識せずとも弾けるようにしたいし、 このままでは 「間違えずに弾けました!」の譜読み状態になり、 テクニック練習にならない。 かといって 「無意識に弾けるまでたくさん練習して!」でも 根本的解決にならない。 その場は弾けても また同じ問題が起きるから。 そこでレッスンで改善をする。 今までの経験で考えると ソル

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        ピアノって、何を教えるの?どう教えるの?動画セミナー(有料・一部無料)

          この聴き方は収穫です!

          60代生徒さん。 ピアノアドヴェンチャーの 大人用を使ってます。 この曲で6度を学びます。 6度って きれいな音がするんですよ。 理論が分かった!で終わらせず、 ぜひ音を味わってほしいです!! 今回の生徒さんも 6度はバッチリ。 事前に6度音程を聴く練習を してましたから。 なので楽譜通りには弾けてます。 でも表現に 納得されてないようです。 もちろん表現しようとして 【右手大きく、左手静かに】 で弾いてたけど なんかしっくりこない様子。 そこで どう弾

          この聴き方は収穫です!

          スラっスラっ弾けるって 気持ちいいい!!

          小3生徒くん 「練習」と言っても 速くで雑に弾いてしまいます。 これでは ミスの上書きをしてしまう  ↓ ミスの修正が難しい となるので あまり「効果的な練習」は 期待していません。 何より 「練習してるのに上手にならない…」 と思ってしまうと モチベーションも下がるので あまり練習量は求めてないです。 もちろん ・自分の音が聴ける ・ゆっくりで弾けるなど 「聴く」ができるようになると 「効果的な練習」ができるので それまでは 練習量を求めずに指導してます。

          スラっスラっ弾けるって 気持ちいいい!!

          和音に包まれる感覚っていいよね

          大人生徒さん。 小さなお子さんがいて、 お仕事もされてるので 課題は少なめ、テクニックもレッスン内で行ってます。 今回はピアノアドヴェンチャー大人版の 「ダニーボーイ」 たまにCMに使われる曲です。 ここで「4度の音程」を学びます。 生徒さんにとって 4度はそんなに難しくありません。 楽譜どおりには弾けてます。 「でもなんかイマイチなんですよね…」 とご自分の演奏に納得がいかない様子。 そこで 和音を響かせて弾いてもらいました。 すると 「わ〜、いいですね🎵」

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          コンクールよりも合唱伴奏がおすすめな理由

          今年は 合唱伴奏の立候補が多い。 中には 辞めた生徒からも短期レッスンのお申し込みもあった。 ピアノを通じて 自信をつけて欲しいと思っているので 嬉しい限りだ。 コンクールもいいけど 「みんなからすごい!」って思われたい! なら、 私個人的には こうした合唱伴奏の方が 効果が高いと思う。 やっぱり学校など身近な人から 「すごい!」って思われるほうが 嬉しいんじゃないかな・・・? 別にコンクールがダメなわけではない。 もっと競争する場を広げたい! 自分の演奏がどう

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          受講先生にはコード練習動画をプレゼント

          昨日は、先日開催した指導者向けセミナーの動画編集。 毎回、開催後にセミナー動画をお送りしてます。 それが終わったら 今回はコード練習動画の作成でした。 コードを初めて弾く生徒さんでも弾けるように 速さもBPM=60、80、100 の3種類をご用意。 その置き場所も見やすいように ブログの1ページを使って作成しました。 ピアノアドヴェンチャー2A 「女王さまのおでまし」や 次のユニット6では 今までに学んだCコードとGコードに加え Dコード、Aコードを学びます。 こ

          受講先生にはコード練習動画をプレゼント

          それ、音階練習の意味ないよ!

          長年の癖は、なかなか抜けないものですね。 というのも 何年も独学で弾いてきた大人生徒さん。 レッスンでは まだ全調はやってないけど いくつかの調のスケールを弾いてきた。 そもそもスケールを弾く目的の一つが 鍵盤感覚の習得。 鍵盤感覚とは 手を見ないでも鍵盤の配列を把握するスキル。 例えば ソを弾くには2番の指で弾く。とか そして移動の時に使う 黒鍵の凹凸を頼りに移動するスキル。 例えば 指を広げたり、寄せたり、遠くに移動する時に使う。 なのでスケール練習では

          それ、音階練習の意味ないよ!

          丸暗記譜読みは、忘れたらおしまい

          じつは病気の父がいるのですが 先日、帰省した時に、 「父の病気を知りたい!」と 母はお医者さんが読むような 専門書を買ってました。 もちろん読んだところで 冒頭の数行すら意味が分かりません。 肺何とか…って書いてる。 何かの組織の名前だろう…くらいはわかるけど ・どこにあるのか? ・どんな働きをするのか? がわからないので、 文字は読めても 意味は全く分かりません。 でもそれって 初心者の人がショパンなどの 難曲を弾く時の感じに似てる。 音符は読めるけど ・どん

          丸暗記譜読みは、忘れたらおしまい

          やり直ししないためには「1回弾く=1要素」がオススメ 

          いま、過去の指導者向けセミナーを再編集してる。 「でもやっぱり実際のレッスンの様子が あった方がいいかな?」とも思い 過去のレッスン動画を探してるんだけど、 ふだんはレッスンに夢中なので 意識してないと なかなか適切な動画が撮れない。 あっても できるお子さんで あんまり参考にならなかったり… そこで模擬レッスン (私が画面越しに生徒ちゃんに話してるつもりのレッスン) を撮ってる。 これが恥ずかしいんだけど だいぶ慣れてきた。 面倒だったりするけど 自分の指導の流

          やり直ししないためには「1回弾く=1要素」がオススメ 

          「片手弾く→両手で弾く→弾ける」とはならない

          たまに聞く 【片手練習→両手で合わせる】  この方法で譜読みすると 弾けるようになるのが遅い。 なぜなら、 ・和音を感じにくく忘れやすい ・両手で合わせるとき、考えることが2つ(左右)になる もう暗記型譜読みの典型。  だから前日弾けても 翌日弾けないことが多く  練習回数の割に弾けない。 ちなみに脳は、 同時に2つのことは考えられないので 両手で弾く時は どちらかが運動感覚になってる。 じゃあ、なぜ両手での譜読みができないのか? ●両手で弾く練習をし

          「片手弾く→両手で弾く→弾ける」とはならない

          ワンランク上の演奏には[手首の浮上]がおすすめ。

          モールス信号みたいな平坦な弾き方を改善したい! 万年初心者から卒業したい! そんな方におすすめしたいのが 「フレージング」。 フレージングとは スラーで括られてるところの歌わせ方。 例えば ・最初の音の大きさはどうするか? ・クレシェンドはどれくらい大きくするか? ・どこからクレシェンドするか? ・どこの音を目掛けてクレシェンドするか? などなど・・・ これによって抑揚がつくので 聴いてて心地よい。 そのフレージングでも 最後の音を静かに弾くのがオススメ。 途

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          テクニックは分けて習得するのがおすすめ

          大人再開生徒さん。 随分テクニックが良くなった。 といっても まだ初めて1年なので 「スラスラ指が動く」 という技巧的なテクニックではなく、 その「スラスラ指が動く」ための準備。 ピアノを弾く時 色々な弾き方(タッチ)があるけど まず目指したいのは 腕の重みを感じた弾き方だ。 というのも ピアノを弾く工程をざっくり分けると 1、鍵盤に手を置く 2、弾く直前:下向きへ腕を落下させる 3、弾く瞬間:指先で支える 4、弾いた後:すぐにリラックス 基本、この繰り返し。

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          不器用ちゃんこそ、創作課題で手を動かさせる

          ふ〜〜〜〜!! 週明けのセミナー資料送付完了。 今回の主なテーマは 「半音・全音」、「D5スケール」 ♯は半音上がるとかは 分かる人が多いけど 「じゃあ、楽譜上の半音はどこ?」 って尋ねると 黒鍵で弾く音符を指す人が多い。 大人でも多い。 違うんだよな・・・ 半音は音程なので 2つの音の隔たりになる。 1つでは音程は成さない。 その中でもすぐ隣の鍵盤。 音程の中では一番狭い感覚だ。 そしてその「[半音]が分かる」 で終わらせず、 ・半音の鍵盤感覚 ・半音の

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