見出し画像

「片手弾く→両手で弾く→弾ける」とはならない

たまに聞く
【片手練習→両手で合わせる】 

この方法で譜読みすると
弾けるようになるのが遅い。

なぜなら、
・和音を感じにくく忘れやすい
・両手で合わせるとき、考えることが2つ(左右)になる

もう暗記型譜読みの典型。 

だから前日弾けても
翌日弾けないことが多く 
練習回数の割に弾けない。

ちなみに脳は、
同時に2つのことは考えられないので

両手で弾く時は
どちらかが運動感覚になってる。

じゃあ、なぜ両手での譜読みができないのか?

●両手で弾く練習をしてない

●両手で弾いた時の音が想像できない
(そりゃそうだ。両手で弾いてないんだから)

●和音を想像するための理論がない

が多い 。


とはいえ生徒さんは
これらの改善方法は分からない。
なので指導する必要がある。


「右手+左手=両手で弾ける」

ってそんな単純じゃないのよね。

(音程の確認、細かなフレージング、テクニックを練習する時は片手練習するけど)


もう!
片手ずつ譜読みって
誰が考えたのよ!

と言っても仕方ないので

今日もピアノアドヴェンチャーを使って
コツコツと指導する…

全音楽譜出版社HPより引用





いいなと思ったら応援しよう!