楽しかったにじフェス2022 一つだけ残念だったこと
にじさんじフェス2022、お疲れさまでした!
ライバーさん、スタッフさん、このイベントに関わった全ての方々、本当にありがとうございました。
私は2日目に参加したのですが、イベントに関わった皆さんのおかげで、にじさんじならではの楽しい体験がたくさんできて、最初から最後まで素敵な時間を過ごすことができました。
前夜祭も含めた3日間、激務のため満足に睡眠を取れていないライバーさん・スタッフさんがいるということを、ライバーさんの配信上での発言から聞いて知っています。
一介のファン/リスナーの立場で言うのはどこか差し出がましいことだとは思いますが、参加者を楽しませるために尽力していただいた方々には、ちょうど季節の変わり目でもありますので、ゆっくり休んでイベントの疲れを十分に癒していただきたい、と思ってしまいます。
本題
さて、表題の通りです。
リスナー側から見た際の大きな事故や事件、タイムテーブルの大幅な遅延などもなく、大盛況の中イベントが終了したこのタイミングに水を差す行為だとは重々承知の上ですが、イベントに参加した私がとても残念に思ったことで、どうしても発信しておきたいことが一つあります。
それは、
です。
(今回のイベントに参加したにじさんじファン/リスナー全体を批判・非難したいわけではりません。あくまでも【一部の人について】です。)
今回のにじさんじフェス2022が行われた幕張メッセの会場内には、禁止・お願い事項を記した掲示物が壁に貼ってありました。
今回の記事で私が問題にしたいのは、この2点の掲示物についてです。
(記憶だけを頼りに書いているので、実際の文言とは多少異なるかもしれません。申し訳ありません。)
①『会場内の座り込み禁止』を記載した掲示物は、主に、お手洗いの前の壁やパーテーションに掲示してあったかと思います。
その掲示物の近くや真下であっても、地べたに座りこんでいるファン/リスナーがどの時間帯でもコンスタントに存在していました。
友人同士なのでしょうか、地べたに座りこんでいる彼ら・彼女らは仲良さそうに談笑していました。
はたまた一人で座りこみ、じっとスマホを眺めている方もいたように思います。
開場から時間が過ぎ夕方にもなろうかという頃には、歩き通しで疲れた人も多かったのでしょう。「ライバー特別授業」ブースなど、各ブースの前で堂々と座りこんでいる人も見受けられました。
②『こちらでのトレーディングはご遠慮ください』の掲示物は、ホールの外の各ホールへ連絡する通路内の柱に貼られていたと思います。
②の掲示物の周囲には、来場者が座って休息できるようにベンチやテーブルなどが多数置かれていました。
ですが、一部のファン/リスナーがそのスぺースを占有して、今回のイベント物販にて販売されている「にじさんじフェス2022 コレクションカードパック」のカードのトレードを行っていたのを見かけました。
その中には、自分のスマホをモニター代わりにして、自分が求めるライバー名を大きく表示(「求 ○○」)して、通路を歩く人たちに自分の希望をアピールしている人も見受けられました。
これらの光景を見ていて、私が思ったことがあります。
彼ら・彼女らは、書いてある文字が見えないのでしょうか?
それとも、書いてある文字の意味を正しく理解できないのでしょうか?
もしくは、書いてある文字を目に入れた正しく理解した上で、
「ダメだとわかっていてもそうしたい」という願望・エゴを抑えきれず、
他の何よりも優先させてしまっているのでしょうか?
彼ら・彼女らは、
こういった禁止事項・お願い事項が記載された掲示物が
設置されている”意味”を考えたりしないのでしょうか?
運営サイドから提示されたルールをちゃんと守っている他の参加者から、
自分たちが、自分たちの姿が、
一体どう思われているか、どう見られているかについて、
考えたりしないのでしょうか?
今回のイベントでは、服にライバーさんのイメージカラーを取り入れて着飾ったり、自作した痛バを持ち込んだりして、推しライバーさんへの愛や好きの気持ちを全身で表現しているファン/リスナーの姿を数多く見かけました。
リュックやバッグに缶バッジやアクリルキーホルダーなどをつけている方や、ぬいぐるみや「にじぱぺっと」を持ち込んで会場内を一緒に回っている方など、その形や規模感は変われども、それぞれが様々に、愛や好きの気持ちを目に見える形にして自らを着飾っていたように思います。
ですが、せっかく気合を入れておしゃれに着飾って推しへの愛を表現しているのに、グッズを身に着けて推しへの好きの気持ちを表現しているのに、そういった人が、会場のルールを守らない言動をとっていたらどうでしょうか?
一目見てその人が推していたり応援しているライバーさんの姿がわかる「痛バ」や「にじぱぺっと」を傍らに置いて、「推しコーデ」をして、禁止されている場所で座りこんで談笑したりスマホをポチポチしている人たちを見て、周りの人たちはどういう印象を抱くでしょうか?
完全ランダム封入の商品ですから自分の望み通りに目当てのカードが必ず的中するわけではないので、自分の推しや目当てのライバーさんのカードを集めたいという気持ちは私もよくわかります。
ですが、イベントの運営サイドが『こちらでのトレーディングはご遠慮ください』と言っている場所で堂々とその行為を行うだけに留まらず、「求 ○○」とそのライバーさんのファン/リスナーであることを堂々と喧伝しているそのさまは、非常に滑稽に見えませんか?
○○さんのファン/リスナーさん全員がそうではないということは重々承知の上ですし主語を大きくして語りたいわけではありませんが、その行為は
「○○さんのファン/リスナーが会場のルールや運営サイドからのお願い事項を守っていない」というその姿を、連絡通路を通るその他大勢のイベント参加者に”自ら”見せびらかしていることになりませんか?
つまり、このような言動をとっていた”一部の”ファン/リスナーたちに対して私が言いたいのは、
ライバーさん本人が、自身の姿が描かれたグッズを持つファン/リスナーたちがイベント会場のルールを守っていない姿を見たときに一体どんな気持ちになるのか、ちゃんと想像できていますか?
オタクならその巧みな想像力をもっとはたらかせて、色々なことに考えを巡らせてみたらどうですか?
ということです。
終わりに
今回の私の記事で不快な思いをさせてしまった方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳ありません。
また、思いのままに書きなぐったので、誤字・脱字・不明瞭な表現などありましたら申し訳ありません。
ですが、このことは私にとってどうしても残念だったことであると同時に、『にじさんじフェス2022』という大盛況だったイベントの中において起こった一つの悪い現象として記録して、「人の振り見て我が振り直せ」とも言うように、回顧して自らがより良いファン/リスナーになるための反面教師として広く発信しておくべきことでもあると思ったので、記事にしました。
次回以降のイベントにおいては、会場側・運営側からの禁止・お願い事項を守らない”一部の”ファン/リスナーの数が少しでも減ればいいな、と思います。
追記
というか、そもそもみっともないので、地べたに座りこむことからやめません?
今どきは、イベント待機列に並んでいる間やちょっと座りたい時に便利なアイテムが、アウトドア用品専門店に置いてあったりします。
(以下、HPへのリンク)
「PATATTO(パタット)」という折り畳みできて持ち運べる軽量の椅子なのですが、これ、非常に使い勝手が良いです。
コミケに初めて参加する時に購入して以来、イベント時に重宝しています。
折りたためるクッションも購入しておいて一緒に使うと座面が柔らかくなるので、長時間座っていてもお尻が痛くなりづらくおすすめです。
サイズも色々あって、
イベントの待機列でも座れて快適で、
薄く畳んで持ち運べる手軽さもある。
この商品、ノベルティとしてオリジナルの絵柄を印刷するサービスも承っているみたいで、今回の光景を見て、
これ、いっそのことにじさんじとコラボせん?(一人のファン/リスナーの勝手で個人的な希望)
それでにじさんじリスナーみんなが買えば、そもそも地べたに座ろうと思わなくなる?(とはいえ座ってはいけない場所で座るのは論外)
とか、思ったり、思わなかったりしました。
(以下、オリジナル印刷申し込みページへのリンク)
追記
こちらもよろしければご一読ください↓
追記②
kasatrouさんの記事内にてご紹介いただきました。ありがとうございました!