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「夜、宇宙を眺めつつ」

 2018/8/18 心穏やかに過ごせる時間

 私は夜行性かも知れない。夜中になると、どこからか活気が湧いてくる。

 しかし、日本で暮らしている以上、日本経済が動く昼間を基準に生活しなくてはならない。寝ている時間に日経平均が変動するのは何とも落ち着かない。これは、時計を協定世界時に合わせてみても何ら解決しない。他人から見れば「9時間遅れた時計を身に付けている変な人」である。

 ところで、私が夜中に外出したくなるのは、決まって静寂を求めるときであり、更には、少しだけ飲みたいときである。しかし、そんな時に飲み屋に入っても仕方がない。一人で静かに過ごしたいのであるから。

 それならば、お酒を携えて近所の遊歩道に赴き、夜空を眺めながらそれを飲むのは良いかも知れない。多少の満足を得たところで、翌日に支障が出ないように程々に切り上げる、と。

 しかし、社会はそのような人物がいることを許容しない。そういう者に対して警察官が職務質問を実施するのは、おそらく適法な行政警察活動であり、私はそれに応じる羽目になる。深夜に「国民全体の奉仕者」を独占するのは大変申し訳ない。

 そして、この季節、遊歩道で腰を下ろしていては蚊の餌食にもなる。酔っ払いは、多方面からの恰好のターゲットである。

 結局のところ、夜中は部屋から夜空を眺め、そして、少しだけすっきりした頭で小難しいことを考えたり、もっと気楽にこうした日記のようなものを書いたりするのが良い。そして、諦めがついたら眠る。

 今日は心が荒れているし、週末なのにお酒も切らしているので、当面は諦めがつきそうにない。明朝に予定を入れておきながら、長い夜になりそうである。

ここまでご覧頂いただきまして誠にありがとうございます。 大事なお時間に少々の笑顔をお届けできれば幸いです。