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家族をもっと大切にしよう、と考えさせられる一冊です。

私は、地方でサラリーマンをしている28歳です。
不景気の中、本業が思うようにいかず、思い悩んでいる時期がありました。
そんな中で出会った一冊です。


①本のかんたんな紹介

主人公である永松さんは、小さい頃から商売をしている家庭で生まれました。時を経て、小さなたこ焼き屋を開き、やがて口コミだけで県外からも来場する大繁盛店を作り上げました。そんな筆者が母親から学んだ、人生で大切なこと。読むだけで誰かのために何かをしたくなる一冊です。

②なぜこの本を読んだのか

私は営業の仕事は、「お客様に喜んでもらう仕事」だと思っています。
なので、この本のタイトルを見たときに、「読んでみたい」という感覚になりました。
実際に読み終えた後は、家族に会いたいと思うようになりました。

③心に響いた一文

「まだ死んでない。誰にも触らせない」P.219
主人公の母親が病気で亡くなった時の一節です。
本の内容自体もとても面白い内容でしたが、九州男児の「熱さ」に
驚きました。どれだけ家族を愛していたかが、わかる一節でした。

④自分の考えや本への想い

この本は母親の存在を通じて主人公が自ら考え、成長していく物語です。
「喜ばれる」という事は、とにかく喜ばれれば良いという話ではなく、
自分を捨てずに自分の声を聴き、愛に包まれている自分に気付くこと。
他人との関係よりも、自分は自分の人生を生きるという事が大切だと学びました。

⑤まとめ

この本では、何かにチャレンジすることと、身近な人を愛することが改めて大切だと学びました。
主人公は、夢に向かって真っすぐ進み、母親からアドバイスを受けながら進んでいきます。そんな姿勢を持つ人は多くないように感じましたが、何かを成し遂げたいと思ったら、何か行動しないと始まらないし、一生懸命やることで、応援してくれる循環が生まれると思いました。

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