好きなものの話。
「どんな人が好きなの?」とか「どういう音楽が好き?」とかそういう質問がとても困る。
好きな物をカテゴリー分けできないからだ。
優しい人とか背が高い人とか、ロックが好きとか、バラードが好きとか。
その時は適当に答えるけど……。
優しい人が全員好きな訳じゃないし、ロックだったら何でもいい訳でもない。
だって、好きなものしか好きじゃない。
優しいから好きな訳じゃなくて、その人だから好き。
聞いていて好きだった曲がたまたまロックだった。
それだけ。
だから同じようなものを持ってこられても、それを好きかと言われると…。
Yesとは言えないことが多い。
私みたいな人間は物事を全てフィーリングで選んでいる。
持っているものも、周りにいる人も何となく心地いい。そういう理由。
自分の好きなものを言語化するってとっても難しい。
曖昧な表現が許されるのなら、「なんか、好き」。これに尽きる。
なので、一番上みたいな質問がとても困る。
この「なんか」は言葉にできないし、再現するのも難しい。
それ故に、好きなものに出会うのも一苦労だ。
今まで好きだったものと似たようなものに触れても、ピンと来ないことがザラにある。
だから常に色々なものに触れていたいなと思う。
色んなものを見て、聞いて、なんかいいって思ったものを心に留めておく。
そういう生き方しか、たぶん、できない。
今日もなんかいいなって思える、自分の中では100点のパーカーに出会えたので満足です。
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