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【風紋 194】とりとめもないがなんかいい

昨日のいい夜から襷を受け取ったからにはいい朝にしてやろうと「美味しいパンを買いに行こう」という思いが立ち上がった瞬間に、今日は何しても正解になる予感がした。掃除も洗濯も料理も給油も洗車も、暮らしの必須項目にチェックをつけることにある種の快楽を得ながら楽しみつつ、ラテ修行とちょっと仕事と腰が重かった映画鑑賞まで捩じ込めたのは我ながら頼もしい。真実なんてもはや存在しようがない、というか意味を成さないこの世界では、「自分が何を真実と見定めること」と「それらを信じ抜くこと」しかできないし、見定めるために他者と気持ちのいい関係を築くために言葉を交わしていきたい。

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