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【UI改善ケーススタディ #1-1】Spotify編

現在UI/UXデザイナーのカイクンさんが主催しているデザインコミュニティ「BONO」で戦略〜表層まで幅広くデザインについて学んでおります!

BONOではカイクンさんが実際に取り組んだテーマを元に、現役デザイナーの考え方やUI改善までのプロセスを勉強することが出来ます。さらに学んだことを活かして取り組む「お題」も用意されているので、現場に近い感覚で実践的にデザインを学ばせてもらっています。

しかし、個人的にインプットばかりで自己満足してしまい、なかなかアウトプットを出せていない…まずい…

ということで、今回からBONOで実際に出たお題やその他デザインしたものに関して自分が取り組む過程を記録に残していこうかと…!

目的としては、

・アウトプットする癖づけをする
・アウトプットに対しての考え方も含め、ポートフォリオ化する

おそらく取り組む中でうまくいかないことや壁にも当たるかと思うのですが、そこも含めリアルな実践の記録にしていきます。

現在取り組んでいる課題は音楽ストリーミングサービス「Spotify」

まずはお題の前提部分と進捗状況を整理しておきます。

お題の前提

今回のお題にはそもそも前段となるSpotifyのUI改善があります。

それがこちら!

「Spotifyのような音楽アプリで、友人が聴いてる音楽から新しい音を知れるUIをデザインしてください」

さらにこの前段の課題を簡単に整理するとこんな感じ。

▼ 問題点の仮説 ▼
・Spotifyでは「アーティスト/曲名で探す」「プレイリストで探す」「おすすめがレコメンドされる」という音との出会い方がある
・音との出会い方としては「音楽好きな人が聴いている→自分も聴いてみよう!→この曲めっちゃいいじゃん→ハマる」という体験もある
・上記のような体験は現在のSpotify上では設計されていない
▼ 仮ペルソナ ▼
-Persoal
・音楽好きな25歳女性、アートやデザインが好き
・流行りものではなく自分の価値観で選択するタイプ
・Instagramで音楽情報を収集、フェスもよく行く
-Needs
・知名度/ジャンル問わず良い音楽に出会いたい
・知る人ぞ知る素晴らしい音楽を知りたい

要は、音楽好きがよく聴く曲をSpotify上で見つけやすくしたいのです。
確かにSpotifyはレコメンドが優秀な分、未開拓なジャンルの音楽に出会うことはあまりありません。自分の知らない音にどんどん触れていきたい人に取っては、少し物足りなさを感じてしまう可能性があります。

こちらの課題を解決するために以下のような体験を設計することに。

課題:音楽詳しい人が聴いている音楽を知りたいなぁ…
👇
提案:Spotifyにそんな機能あるんだ!
👇
変化:フォローしている人の聴いてる音楽が分かるんだ!今度から曲探す時はここを見るようにしよ〜っと◎

そしてこれを基に実装場所の検討やサンプルの収集、デザインのパターン出しを行った後…実際に作成した画面がこちら!

note素材

ポイントとしては

①ヘッダーの「プレイリスト」横に「フォロー」タブを新設
②今回の改善のミソの部分。人に紐づいて曲が表示される形式に。
③SNSのタイムラインのように曲の視聴タイミングを表示
④表示された曲をその場で流すことが出来るボタンを設置

この改善によって「友達やSNSで繋がった人をフォローする」→「フォローしている人が良い曲を聴く」→「自分もいい曲に出会える」という体験を設計することが出来ました。

…と、以上がお題の前提部分となります。(#長い!!)

しかもここまではなんと実はカイクンさんがデザインをし、コンテンツとして解説していたものをなぞっただけです。この改善に対して、勉強したフローや考え方を活かして更に踏み込んだ改善をする追加お題があるのです。
つまり、本題はここから!

追加お題のテーマ

現在取り組んでいる追加お題はこちら…

「今回の機能(上記で作ったもの)をSpotifyを初めて使う人が、知れて使い始めやすくするためのUIを考えよう」

いかにニーズがあって良い機能を実装しても、使い方がよく分からなかったら最悪サービスから離脱してしまう可能性もあります。そんなミスマッチが起きないよう、初めての人でも新機能がどんなものか・何が良いのかを知ってもらうのが今回の目的です。
(実際使っているサービスの中でも、よく分からなくて使っていない機能ってあるよなぁ、、)

長くなりそうなので、次の記事でこのお題に対する「問題の仮説」「アイデア出し」「デザインパターン」、そして取り組む上で苦悩している部分についてまとめようと思います…!


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