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【風紋 3】日記を書くこと

「日記の時代になる確信が強まっている。」

と、ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんがTwitterで呟いていた。

本当にそう思う。「日記の時代がくる」まで思ってはいなかったが、個人的な興味関心が「日記的なもの」すなわち「ごくごく個人的なこと」に傾いていたのは確かだ。この日記のタイトルは、それをそのまま記してる。

もう情報をまとめることはAIがやってくれる。じゃあ人間として残せるものはなんなのか。それは五感で受け取ったリアルなこと、まとまらない感情の機微、非合理的な人間の性、とか。そんなものたちなんだろうなと思う。それらが記されたものは、日記だ。

この日記も、日記の面白さに気づいて、人間を人間たらしめるごくごく個人的な部分への興味が強まったことから始まってる。「自分にしか生み出せないものってなんだろう?」という問いへの、一つの答えになる可能性も秘めてるな。

毎日の体温測定みたいなものだ。書くことが、自分の現在地点とコンディションを教えてくれる。

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