見出し画像

「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」小話



「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」のネタバレ有


実は、「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」は2018年から存在していました。

2018年のすいりちゃん
当初はまばたきしなかった
あずきちゃん初期案

ゲーム内容も今と大きく異なります。主人公は「あずきちゃん」です。休みがちのすいりちゃんの家にプリントをとどけにいったらすいりちゃんは見当たらず、すいりちゃんの家族がみんな◯されていた、という内容でした。


なぜボツになった?

既存のホラーゲーム作品とかぶる描写(いわゆるパクリ)があまりにも多かったこと、ウディタを使い慣れていなかったこと、設定がガバガバだったこと、そしてなにより完成させる根気がなかったことが敗因でした。当時の私は中学生。お絵かきソフトもろくに使えぬ人間であったため、タイトル画面の絵とちょっとしたドット絵を描いただけで終わりました。要は「ボツ」「お蔵入り」です。

「未確認狭奴」に至る設定

もともと「初代すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」は、「彼女はUMAちゃん!!」という友好的でかわいい角の生えた未確認生命体の女の子と恋するラブコメ四コマ自創作の続編という体で考えた話でした。
「彼女はUMAちゃん!!」という話は、ちゃおホラーやサイコブレイクやバイオハザードなどの作品に影響された小中学生の時に考えただけあり、なかなかエグめの代物でした。UMAちゃんはUMAであることをバレないように弱気な人間の彼氏と生活するというなんともかわいらしい設定でしたが、クライマックスではUMAちゃんは彼氏の親友に研究所へ大金で売られ研究材料として解体されるというあまりにもひどすぎる展開のある話でした。
 最終的にどうなったかというと、UMAちゃんは自身が息絶えるまえに全世界に身体の姿かたちを変えてしまう恐ろしいウィルスをばらまき、彼氏だけは地球外へ脱出させて逃がすというこれまたメリーバットエンドなお話でした。あまりにぶっ飛んでいるのでリメイクするかはわかりません。

「初代すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」では、UMAちゃんの死後数千年経ち廃墟と化した研究所に探検しに行ったすいりちゃんがUMAちゃんのミイラに残されてたウィルスに感染し日に日に変化してしまうという設定でした。設定がガバかったりでその話はボツになりましたが、正体が未確認生命体という設定や、パパにカッターを使うところやラストの展開の一部は現「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」に持っていきました。

昔の自創作


小学生の時はオリキャラを作ることがマイブームだったので、それに伴い「イメージ構想として脳内にあっただけ」の自創作は数個有りました。

2014年の絵
両親の別荘に行ったら謎の女の子が襲ってくる話(2016)
かわいいサンタさんがおそってくる話(2016)

大体が設定がぶっとびすぎて身内に微妙な反応される中、1作品だけウケがよかったものがありました。
「奴」という自創作です。

自創作「奴」

設定は現「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」とほぼ同じです。
主人公の女の子は家で叫び声を聞き目が覚めます。そしてなんやかんや地下階段へと招かれます。「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」との違いは、登場人物が多いことです。「奴」では主人公を敵視する女の子が登場したり、地下で出会った男性が仲間になったりと割と明るめでした。
また、この「奴」という作品も「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」と同様に、地下に向かっているのではなく、最上階から出口に向かっていました。もちろん主人公の正体も、すいりちゃんと同じく化け物でした。

つまり、「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」は「彼女はUMAちゃん!!」と「奴」をアレンジして作られた作品でしたとさ。うさうさ


次回作?について


かわいい


前作の「すーぱーうるとらうさぎらっしゅ」のテーマが愛×うさぎ×鬱なら、
次回作「病みっ子トラブルメーカー」は愛×鬱×病みだと思います。

内容は、プレイヤーが先生となり、5日間メンヘラっ子×3のお世話をするゲームです。

ストーリーは過去に考えたものを加筆修正しつつ構想中です。


例の如く、ホラーです。
この作品を出す前に短編のゲームを挟む可能性もありますが、おそらくこれが次回作だと思います。

おまけ


なんかちがうなとなり、カットした絵
なんかちがうなとなり、カットした絵
レア演出です。見つけたかな?




いいなと思ったら応援しよう!