今週、わたしは英語の名言を探していた。 自作のフォトアルバムに引用する言葉が欲しかったからだ。 その中ではじめて出会ったのが、シンガーソングライターのヴィヴィアン・グリーンさんの言葉だ。 子どもの頃から、大事な日に限って雨が降る人生だった。 いわゆる雨女というものだ。 楽しみにしていた遠足やプールの日が雨になって落ち込むわたしに、両親は「雨がよく降るのは、龍神様に愛されているということだよ」と教えてくれた。 スピリチュアル的なことはよく分からないが、ネガティブな印象しかな
2024年7月7日、七夕の日。 宮崎県最南端の串間市にある都井岬を訪ねた。 実は、今回が2回目の訪問である。 ちょうど1年前になる前回は、どんよりとした曇り空で、空も海もすべて灰色だった。 7月にしては過ごしやすい気温だったからか、車道にまでたくさんの御崎馬がいて驚いたのを覚えている。 今回はめちゃくちゃ天気が良くて、気温もかなり高かった。アスファルトはものすごく熱かっただろう。 丘の上に集まっている御崎馬たちにしか出会えなかった。 そのかわり、パンフレットやホームページ
料理は嫌いだけど、夕食は毎日つくるようにしている。 大学生の頃、実家を出て一人暮らしをした。 「きちんと生活をする自分」になりたくて、今思えばやたらと張り切っていたように思う。 観葉植物を買ってきては根を腐らせたり、当時の恋人には材料費ばかり高くて店より美味しくないフルコース料理を振る舞ったり。 クッキーやケーキを焼いて友人の家に持って行ったり、安物の曲げわっぱ弁当箱を買ってインスタの真似をしたお弁当を持参したりもした。 いろいろと思い出してしまった、、、遠い目で。 拙い
今週、テレビドラマ「アンメット」が最終回を迎えた。 たびたびSNSでも話題になっていたが、最初から最後まで最高のドラマだったとわたしも思う。 一コマも見逃したくなくて、毎週万全の状態でテレビの前に座っていた。 制作者の方たち、チームアンメットの方々の熱量にあてられて、体の底から感情がこみ上げてくるという体験をさせてもらった3ヶ月間だった。 監督のYuki Saitoさんが「#アンメット裏日記」をXでポストしている。 カメラの長回し、生のリアクション、直筆の日記、手作りの美
最近のわたしの毎日はこんな感じである。 外で働いていた時にはありえなかった0時に寝て、8時に起きる生活。 最高じゃん!と思ったのも束の間、忙しくない罪悪感とリアルなコミュニティに所属できない孤独感で次第にわたしは追い詰められていく。 夫の転勤で九州に移住してから、わたしは外の世界に居場所を見つけられなくなっていった。 平日は家から一歩も出ないし、いつも一人でほとんど誰とも話さない。 夜に夫が帰宅してから、ようやく自分の声帯と表情筋が動くのを感じる日も多かった。 これ
31歳の誕生日を迎えた。 その前日、胸より長く伸ばしていた髪を耳のところまでのばっさりショートにした。 これまで大事に伸ばしてきたけれど、もう必要ないかという感覚になり、ほとんど衝動的な感じで切ってもらった。 長さにして30cmだ。手に持たせてもらった髪だったものは、力なく床に落ちていく。 中学生から髪を長く保つことが多かったので、美容院の鏡に映る自分が自分でなくなったみたいだ。 周りの床を埋め尽くすように落ちている髪を見て、早まったか?とちょっと不安になる。 時間をか
何かをはじめるのって怖すぎる! と思いながら毎日を過ごしています。そんなことってありませんか?ね? 映画やドラマを見はじめる。 本を読みはじめる。 SNSで自分の考えを書きはじめる。 新しいことをはじめる。 みたいなことを怖いと感じてしまうんです。子どもの頃はそんなことなかったのに。 例えば、友達とやっていた交換日記。 新しいページを書き埋めていくことが楽しくて、自分の番がきたらそのまま学校で書いたりしていました。 昔は他人の目を気にせず自由にはじめていたのに、
はじめまして、「ゆきり」といいます。 九州の南の方で暮らしている31歳です。 わたしは18歳のとき大学進学を機に上京し、そのまま映像業界に就職。 制作や宣伝の仕事をしていました。 結婚した今は、夫の転勤で九州へ移住しています。 実は出身も九州のわたしですが、水が合わないことも多く、東京が恋しいなあと思ったりしながら日々を過ごしています。 本や映画が好きです。 なにかを書くことも好きです。 ここ数年は手帳やNotionにひとりごとを書いていました。 面白いことなんてそう