「教科書を買うお金が無い」と言う大学生
こんにちは、おゆ先生です。
大学生活を送るにあたってかかるお金として学費に目が行きがちですが、それ以外にもたくさんあります。通学定期や家賃、ノートパソコン、教科書や参考書などですね。特に教科書や参考書は必需品です。大学は学ぶところなので、これがないと勉強が出来ません。
科目によっては指定されている教科書もあります。指定されているということは、だいたい「必ず買いましょう」ということです。買ったかどうかは確認しませんが、手元にあることを前提に授業を進めます。
授業後に質問を受けるなど、学生さんと話していると「あとは教科書読んで」「もう一度教科書読んで、それでも分からなかったらもう一度聞きに来て」と言うのですが、稀に、
「教科書持ってません!」
と、堂々と言い張る学生さんがいます。
たしかに大学の教科書は専門書なので高価です。でも大学に学びに来ていて、指定された教科書があるというアナウンスをしているので必要なことは分かるはずです。何とかして買ってください。
それでもお金がないんだ!という学生さんもいると思います。別に新品を買えと言いたいわけではありません。入手する方法は他にもありますよね。
先輩に譲ってもらう
中古品を買う
図書館で借りる
など、なんとかなりそうじゃないですか?もしくは、新品を買って、全部頭に入れたら売ればいいです。お金が無いなら知恵を絞りましょう。
よく考えたら、学生さんはなぜ必要な教科書を買えないほどお金が無いのでしょう?
親御さんとの約束(学費以外はバイト代で賄うなど)
仕送りだけでギリギリ生活できるからバイトをしていない
他につぎ込みたい趣味などがある
そんなものにお金を使いたくない
などでしょうか?最後のは論外ですが。
親御さん世代が貧しくなってきているような気もしますが、なんとか大学を卒業させたいとお考えの場合は、教科書代くらい出してあげてください。出世払いでもいいので。