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コールドブリューコーヒーのこと


餞別の品、コーヒー関連が多いなと思っていたら、どうやら私はカフェイン中毒なのだと、周りに思われていたらしい。
思い返せばなるほど確かに、職場ではコーヒーを飲んでいることが多かった気がする。

一般的には、コーヒーが好きな部類に入るのだと思う。日中一杯はコーヒーを飲むし、旅先ではコーヒースタンドを探すし、家でも時間があれば、珈琲屋で挽いて貰った粉をドリップして飲んでいる。
ただ、私自身はあまりカフェインそのものは得意じゃない。寝るのが得意ではないから、夜にコーヒーを飲むとすぐ寝れなくなってしまうし、日中でも飲み過ぎるとお腹が緩くなる。それもあって、エナジードリンクは出来るだけ飲まないようにしている。カフェインには身体を冷やす効果もあるというから、冬はたくさんは飲めない。
そんなこんなで、自分のなかではカフェインの多そうな飲みものは1日1〜2杯を出来るだけ日中に、と決めている。(夏はちょっと飲む量、増えるかもだけど)

コーヒー、実は苦手なんです。という話ではなくって、だからこそ一杯にこだわりたいというか。
食べるのが好きな理由と同じかもしれない。たくさんは食べられないから、一食をこだわりたい。
たくさんは飲めないから、一杯をこだわりたい。

一日一杯必ず飲もうとしている時点で、カフェイン中毒なのかもしれないけれど。

そんなギリギリ・カフェイン中毒の私に、
営業所時代のお姉さん方と同期ちゃんから、
ブルーボトルコーヒーのコールドブリューボトルを貰った。カタカナが多い。水出しコーヒーが淹れられるボトルをもらったのである。

巾着までかわいい。ブルーボトル。

ブルーボトルコーヒー、名古屋にはちょいちょいポップアップで来ていたのだけれど、
この夏ついに中日ビルに店舗がオープンした。
ちょっと悔しい。もっと早く来てくれてたらたくさん行けたのに。

ブルーボトルコーヒーといえば、
学生時代からお洒落コーヒー屋の象徴というか
住んでる街より都会、あるいはお洒落な街にあるコーヒー屋というイメージが強くて、ずっと憧れだった。

西は神戸、東は清澄白河のブルーボトルに行ったことがあると記憶している。お洒落な街。(調べたら九州は天神に店舗があるらしい。また挑戦したい。)


コーヒー、どんな風味も好きだけれど
そのなかでもコールドブリューは夏の風物詩というか。夏といえばの特別な飲み物な感じがして、好き。

コールドブリュー = 冷たい(水)での抽出、とでも訳すのがちょうどいいかな。ブルーボトルの容器では、8時間かけて抽出をするのだと記載されていた。

家にあったスタバのブレックファーストブレンドで
淹れてみた。

ちょうど寝る前くらいに用意をして、
朝、旦那が仕事に行くタイミングで起きて取り出してみた。じんわり抽出がされていていい感じ。

じんわり

初めてだったのもあり、ストレーナー(茶こし)を取り出すのに失敗して、粉が少しコーヒーの中に溢れてしまった。
朝から絶望したけれど、旦那がとなりからさらっと「家にあるドリッパーで濾したらいいじゃん」と言ってくれて、確かにそうだと思い、粉を取り除いて無事完成した。
(こういう些細な失敗で私は平気でどん底まで沈むので、さらっと別の選択肢を与えてくれる旦那氏のことを本当に尊敬している)

朝からコールドブリューが飲めるなんて、贅沢。
コールドブリューコーヒーの良いところは、ゆっくりゆっくり抽出されるからさっぱりした苦味の少ない仕上がりになることだ。苦味が嫌いなわけじゃないけれど、特に暑い夏とか、朝とかにさらっと飲める感じがとても良い。喉越しがよく、すっきりとして心なしか頭もさっぱりする気がする。

50gと一度に粉を多めに使うけれど、
それで700mLとか抽出できるので、外のカフェなんかで飲むことを思えばコスパもいいと思う。
夏に大活躍しそうな予感。

それにしても、暑い。
カフェインは利尿効果も高いので、実は水分補給には適さない。なによりも水と塩分を取るのを忘れないようにしなければ。

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