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人生の悪役はやめましょう!

法を犯してもいい場合?

何か悪いことをして批判や非難をされたとき、「法を犯していない」と堂々と主張する人を見ると、疑問符がつく場合があります。法を犯していないことを常に胸を張って言えるのか?ときどき頭をかすめます。

反対に「法を犯してもいい」場合があるのでないか?


法を犯して、社会のために運動

あるニュースを見て思いました。

香港の民主的な選挙を求める道路占拠運動、いわゆる雨傘運動の活動家、周庭さんが留学先のカナダから香港に戻らないとSNSで明らかにし、事実上の亡命と報じていました。

周庭さんは無許可集会扇動などの罪で香港の警察に逮捕され、2021年6月に服役を終え、出所後も定期的に出頭する必要がありましたが、再び逮捕されるのを恐れ、精神的健康も考えて、香港に戻ることを止めたそうです。
それに対して香港の警察当局は「法に反する無責任な行為を非難する」と批判しました。

世界では。インドのガンジー首相、南アフリカのマンデラ大統領、ウルグアイのムヒカ大統領ら善良な政治家で知られている人が、それぞれの国の法律に違反した行為や行動をしています。よかったのでしょうか?

YESとはいいがたいですね。

インドのガンジー首相が非暴力で戦った精神力は敬服するのみです、自分に置き換えてみると、つい仕返しをしたくなります。

南アフリカのマンデラ大統領も長年牢獄生活を強いられました。

ウルグアイのムヒカ大統領も非政府組織のゲリラの汚名を着せされ、過酷な戦闘をくぐりぬけてきてきました。

彼らは平和な日本に住む私たちにとってまねができない、想像しえない苛烈な苦闘に人生の大切な時間を費やしてきました。

そこには法を犯しても達成しなければいけない使命を彼らは持っており、そのために、人としては犯していけない罪をさけ、権力者がつくった法を犯して戦ってきました。

日本の現代の法律もすべて犯してはいけないことになっていますが、法律を犯すのがすべて悪とはいえないと断言できます。

法は従うものだが、

法律は世の中の動きがスムーズに行く潤滑油のようなもので、社会の秩序を保つ上でも必要で、原則はだれもが従うのがルールです。
しかし、生きていくうえで、法とは何か、法は守るべきかが私たちに問われます。

消費生活センターは機能しているのか?

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