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5歳児の主張

今朝、いつもは保育園行きたがる息子が
行きたくないーと言い出した。

我が家には不登校(自由登校)のお姉さんもいるので
その影響かもと思ったり
最近朝も寒いし、体調悪いかなと思ったり…
でも様子を見てるとそうでもない
めっちゃ元気そうである。

保育園に連れて行くのは旦那なのだが
息子が行きたくなーいと塞ぎ込んでいるのを見て
だーめ、行くの、なんでそんな事言うんだとか言って強行手段にでようとする。
いやだー行かないと隠れる息子
全然言うこと聞かないって最後には、
お母さんの力でなんとか説得してと言い残し
旦那は会社に行ってしまった

私は在宅勤務なのでまだ時間はある
隠れた息子を抱きしめて
私 :「行きたくないなら行かなくてもいいんだけどね、保育園本当は本当は楽しいよね?なんか嫌なことあったの?」
息子:「ラキュー(LaQ)」
私 :「ラキューがどうしたの?」
息子:「先生がラキューを下のクラスの子に全部あげた」
私 :「え?なんで?もう遊べないの?」
息子:「僕たちがちゃんとお片付けしないから怒って、もう遊べなくなった」
私 :「そっか、お母さんが先生に聞いてみるよ。ラキュー遊べるにはどうしたらいいか聞いてみるね。そしたら行けそう?」
息子:「うん」(うなずく)

と言うことで
早速保育園にTELし、担任の先生に代わってもらう。
息子にも一部始終が聞こえるようにスピーカーホンで会話。
私 :「実は、珍しく息子が保育園に行きたくないと言ってまして… 理由を聞くとラキューで遊べないからって言ってて…」
担任:「ああ、もう2週間前くらいに、みんなが片付けしないから、ちゃんと話しにくるまではラキューは隠してあるんですね。でも全然来ないから、そのままでしたね。わかりました。来てくれたら、話し合ってみますよ」
私 :「では、今から連れていきまーす」
聞いていた息子も少し安心したのか、保育園に行くと言い、そこからはいつもの調子が戻り、無事登園できた。

そしてお迎えの時、
「ラキューできるようになった?」と聞くと
「うん、先生と話して、僕と●君と、▲君はできるようになった!!」とニコニコであった。

この体験を通して感じたことがいくつかある。
・時間的、心理的に余裕がある状態でないと、子供は話をしない。
・大人にとっては大した理由でないなと感じても、子供にとっては一大事であること。
・子供の不適切な行動(保育園に行かない、片付けをしないこと)を叱ったり、やりたいことを取りあげたり(今回の場合はラキューを隠した)しても、子供の行動を変えることはできない。
・ラキューは子供を虜にする。

行きたくない!の主張の裏側は、本当にラキューで遊びたいだったのかはよくわからない。でもちゃんと言葉で話し、伝えれば、解決はできるというよい経験になったと思う。



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