私の中の友達と自分探しの旅
昨夜、寝る前、子供達から
なんか話をして〜とせがまれた。
絵本(フィリパ・ピアス著 ライオンが学校へやってきた)を
思い出しながら話した。
あるひとりぼっちの馬がいて
同じ馬の友達が欲しいなあ、うまく探せるかなあと
旅に出る話。
途中、ニワトリや犬や自分とは違う種類の動物に合う。
君友達になってくれない?馬だよね?
とアタックするも、違う動物なので
君バカじゃない?僕は馬じゃないし。
と言われ、いっこうに友達は出来ない。
出会った動物達から、
馬は4本脚で、足の先には蹄があるんだよなどと
探すためのヒントを教えてもらう。
最後の方で、ロバが登場し、やった〜馬だ〜仲間だ〜と
思いきや、しっぽが微妙に違うと言われて、撃沈。
それでもラストは、同じく牧場でひとりぼっちの馬に出会い、永く一緒に暮しました、というハッピーエンドのお話。
子供達は、馬が違う動物に会い、バカにされるところで大笑い。
無事寝てくれた。
その日の夜、私は夢をみた。
高校時代から付き合いのある友達のTちゃんが出てきた。
Tちゃんは笑顔が可愛くて、しっかりしてて、みんなのアイドル的存在。
私はTちゃんとは同じグループで仲良くしていたが、
たまにだけどTちゃんが発言したことが心に引っかかることがあって
苦手だなあと思うことも度々あった。
夢の中でも、彼女に何か言われ
私はなんとも嫌な気持ちになり、そして目覚めた。
夢は潜在意識と言う。
人との出会いは自分の気づかない一面を教えてくれる。
Tちゃんとの関係性の場合、私は劣等感の塊。
Tちゃんの率直で自信ある発言に違和感を覚えて、反応してしまう自分。
自分が自分でなくなるようで怖い。
私が寝る前に子供に話したした馬のお話も、単なる友達探しの話ではない。
お友達探し(他者との関わり)は自分探しでもあるということを言っている。
馬は自分自身の容貌、姿を知らない。様々な出会いにより、段々と明らかになっていく。自分と他者とは違うということを受け入れながら、自分は一体何者か問い続ける。人生とはそんな旅なんだと思う。
子供達への夜話から、変な夢を見てしまったが、
自分の潜在意識が反応してしまったのだろう。
本当に自分の心って面白い、繊細であり、深いんだな。
いじょう!
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