ライブで手を挙げるのはなぜか
~思いやりのプチョヘンザ~
皆さん、ライブに行ったときに手を挙げる派でしょうか。
個人的な意見ですが、手を挙げる人達は本当に、手を挙げたくて挙げているのか懐疑的に思ってしまいます。
※否定派ではないです。
考えてみてください、本当に音楽で感動、興奮したときは手を挙げるのが自然な行為でしょうか。体を揺らして、頭を揺らしている方がよっぽど本能的ではないでしょうか。
考えた末、この結論に至りました。
あれは、「思いやりのプチョヘンザ」なのだと。
この現象は、日本人の国民性が顕著に現れていると思います。
周りに迷惑をかけたくない。しかし、盛り上がっていることを伝えたい。だからこそ手を挙げるという行為に至るのでしょう。
「思いやりのプチョヘンザ」とは、アーティストに対しての思いやりです。
アーティストの方に、「私は盛り上がっているよ」と示すことで、アーティストの方のモチベーションも上がり、結果として良いパフォーマンスが期待できるのでしょう。win-winの関係が成立しているのです。
最初の問いに答えるとすると、私は手を挙げない派です。
理由は簡単で、別に挙げたくないし、疲れるからです。笑
また、手を挙げる系のライブは、jpopに多い気がします。客層が幅広くなればなるほど手を挙げる文化が表面化してくると思います。
私は、インディーズのバンドやら、オルタナティブっぽいバンドのライブに行くことが多いため、手を挙げる派が少ないことも、挙げる派になれなかった理由の一つでもあります。
でも、もしも憧れのアーティストの方、例えば、aikoやサザンオールスターズのライブに行けるとしたら挙げてしまうかもしれません笑
この「思いやりのプチョヘンザ」論に至ったことで、挙げている人たちへの価値観が変わった気がします。
もちろん、周りに流されて手を挙げる人もいるでしょう。
しかし、その浮遊層が手を挙げることで一気にライブは熱を帯びて盛り上がっている感じになると思います。
もし、好きな海外のアーティストの方が来日したら、存分に「思いやりのプチョヘンザ」をしてしまいますね。
それこそ、「お・も・て・な・しのプチョヘンザ」です。笑
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