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メガネ失踪事件

こんにちは。
介護のつぶやきです。

ワタシはメガネを6本持っております。仕事用・パソコン用・遊び用等々使い分けておりましたが、お仕事の関係でパソコンを見る時間が非常に多いためパソコン用のブルーカット入りメガネの使用頻度が高い状況です。

そうなると自ずとその他のメガネを使うことが少なくなり、それであまり困ってもいませんでした。

ある日母親がデイサービスに通うために交換用の紙パンツやお風呂用のバスタオルを入れる袋を整理していたらメガネケースが出て来ました。


なぜここにメガネケース?

うん、母親はメガネをかけてデイサービスに行くからメガネケース要らないよなぁ・・と思いながら開けてみると、そこには男物のめがねが入っています・・あれ?


いまはなきHUGOBOSS

もうメガネブランドから撤退した貴重なデザインのメガネ・・・ワタシの6本中の1本です。なぜここに??

「あー、ワシがデイサービスから間違えて持ってきたかもしれんで持って行こうと思った」

どうやってデイサービスから持ってくるの?

「しらん、持ってきたと思ったから返さないかんと思った」


習字で書いた書を「欲しい人がいる」と通い袋に入れることがあります。我が家で採れたミカンも「欲しい人がいる」と入れている事もあります。昔からなにかしら人に差し上げたい母親だったので、家で見つけた差し上げられるモノを通い袋に入れることはボチボチあります。でも、メガネはないでしょ。

以前認知症の病院で先生から「認知のレベルが新しいフェーズに入った」と言われたとおり、常識では予想できない言動が目立つようになりました。なので今回のメガネの一件もその一環なのかと思えば「ああ、そんなもんだね」と納得も出来ます。なにしろ「なんでこんなコトするの?」なんて思わないことです。「ああ、こんなこともするんだ」と新しい発見と考えてストレスにしないことです。

まぁ、今回はメガネが出て来て良かった。デイサービスに持って行かれなくて良かったと思いましょう。

では、お気軽に介護を。

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