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3割負担で入院費にビックリ!!

2024年10月24日に中京病院の転院担当者様からお電話頂きました。

「退院日程が決まりました。10月30日になります」

いつもは入院期限を越して入院している母親ですが、今回はギリギリ規定の日数で退院出来そうです。

「介護タクシーの手配をこちらで行います」

オシッコの管をさしているのでもちろんお願いします。

「当日8時30分までに来て退院手続きを取って頂けますか?その際退院の時に着ていく服と、私物を持って換えるための袋をご持参下さい。それと・・・」

いつもこのひと話し出したらマシンガントークになる。こちらはそれよりも入院費が確認したい。払わないと退院出来ないから。

『すみませんが、伺いたいことがあります。金額って分かりますか?』

「介護タクシーの金額は・・・」

『いえ、入院費です』

「あぁ、知ってる知ってる。介護タクシー手配してその金額が分かったら一緒にお伝えします」

今回母親は脳梗塞や硬膜外血腫の処置と胆のう炎の手術等結構な金額がかかっているはずです。前回こちらに入院したときに比べてカナリ治療費がかさんでいるはずです。

そして、もう一つ金額アップの要因があります。

昨年(2023年)12月、母親は20年かかった相続でまとまったオカネを受け取りました。これにより2024年8月から母親の医療費は1年間3割負担になります。年金しか受け取っていないときはそれなりの優遇措置を受けることが出来たのですが、収入があるヒトにはそれらは一切受け取れません。そして医療費は3割。資産家でもない我が家はたまったモノではありません。

2025年4月~7月、入院⇒転院⇒施設といろいろオカネがかかりましたが、このときはまだ1割負担でした。それが8月以降は施設から入院して手術等処置をしているし、薬も13種類飲んでいたので一体いくらになるのでしょうか?チョット空恐ろしい状況になりはしないかと思っていました。数日後担当者様からお電話頂きました。

「介護タクシー代は5,800円になります」

『ありがとうございます。入院費はおいくらでしょうか?』

「概算ですが2ヶ月分で60万円程になります」

ろ、ろ、60万円~!!! 

「当日朝会計で清算して下さい」

「・・・わかりました・・・」

ご主人が亡くなって遺産を相続した場合とか、大きな家を売り払って転居もしくは施設に入所する場合とかはある程度の収入があると思います。その際医療費は現役で働いている方と同じだけの負担になるそうです。金額に納得がいかなかったので後日区役所に確認に行きました。そこでは職員さんがこんな冊子を片手に説明してくれました。


こんな冊子が区役所にあります

「前年690万円以上の収入があった方の医療費は、現役並の所得がある方だと言うことで3割負担になり252,600円となります。そして「*2」を見て下さい。『医療費が842,000円を超えた時は、超えた治療費の1%を加算します』と書いてありますね。なので2ヶ月分で『252,600円×2+超過分の1%』が後期高齢者として減額した金額で、病院でお支払い頂いた金額になります」


○までつけて説明頂きその通り

なるほどですね。75歳以上でも働いてそれなりに収入のある方は医療費もそれなりに支払うように、ということですね。ただし高齢者だから高額医療費の限度額はこのようになりますよということですね。そして今回の我が家はそのシステムに則ってお支払いしてきたということですね。

毎年収入がある方は良いのですが、ウチみたいに20年に1度のことが起こるとなかなか大変です。2024年8月から2025年7月までの1年間だけなのでなんとか乗り切るしかありませんね。でもこの調子でお支払いが続くと頂いた相続分は・・・無くなります。うーん、まぁ、マイナスよりはヨシとするしかありませんか。

夏まで頑張るつぶやきでした。
皆さまも収入には敏感に(笑)

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