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たいしたケガでなくて良かった

こんにちは。介護のつぶやきです。
ホントは老健のお話しの続きを書く予定でしたが、7月24日20:49 名南病院よりお電話ありました。この時間の病院からの電話はドキッとします。

「どうもベッドの近くで転倒したみたいでして・・・」
あら、またですか。
「右目のあたり切ってしまったんですよ」
え”・・でも、声が落ち着いていらっしゃるから大ごとではないですよね。
「はい、とりあえず絆創膏でなんとかなる程度ではあるのですが、ご家族の方がお見えになった時にビックリされるといけないと思って連絡しました。本当に申し訳ありません」
いや、大ごとでないなら多少のことは大丈夫です。
「ただ・・」
ただ?
「【家に帰る】としきりにおっしゃるんです」
あら~。
「なかなか落ち着かなくて」
なんでしたら説得しますのでお電話替わって頂けますか?
「お願いできますか?」
もちろんです。
「なにぃ~、ウチに帰る~」
声はチョット弱々しいね
『ケガしたんかね?』
「うん」
『痛いかね?』
「うん、痛い」
『痛いといかんなぁ。病院だと見てくれるな』
「そうだな」
『それなら今晩は病院に泊まって看てもらうとええなぁ』
「そりゃそうだな」
『じゃあお泊まりするかね』
「そうするわ」
『(看護師さんと)電話替わって』
「ほい」
「ありがとうございます-!」
いえいえ、家族として当然の事ですから。
「明日検査して問題なければこのままご連絡なしで入院を続けます。なにかありましたらご連絡致します。本当に申し訳ありませんでした」
『いえいえよろしくお願いします』
翌日はそれこそ朝から夜8:00までお仕事びっちり。ナニかあったら大変だな、と思っていましたが電話はなかったので安心&助かりました。

翌々日7月26日13時、通常面会時間に様子を見に行きました。病室におらずナースステーションにもいないのでドコへ行ったのか事務員の方にたずねてみると
「レクリエ-ションの時間ですのでイベントエリアに行ってますね」
流血がひどくてベッドに寝たきりになっている状況じゃなくて良かったです。

イベントエリアで母親は車いすに乗っておりました。
『誰だか分かる?』
とワタシが声をかけると
「わかる」
『この娘は誰だか分かる?』
と孫娘を見せると
「わかる」
普通に会話は出来るみたいです。
「ちょっと顔をぶつけたで痛い」
あー、やっぱり。痛いのはツラいからねぇ。
それでもキチンとしゃべれているからまぁ大丈夫でしょう。
今回のようにケガをしたとしても病院ですから家より早く対応して頂けるのは本当にありがたいです。

大丈夫と分かれば病院で面会できる時間は5分間、あっという間です。
『また来るからね』
「ああ」

家族が病院で付き添って看ることもなくなり、感染の心配から長時間病院に留まることが出来ない。病院と患者と家族の付き合い方が変わってしまったことにカラダとアタマがまだ慣れておりません。でもこれから看護も介護も更にいろいろと変わるんでしょうね。それは我が身で体験するコトになるんだろうな。

次回は老健のお話しを書きますね。
そして冊子に続き今度はマガジンにまとめようと思っております。
では、皆さまもムリせずお気楽に介護を。

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