話すようにデザインする
たまご of デザイナーのおやゆびしゅうじです。武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコースに絶賛通い中です。授業の一つ、クリエイティブリーダシップ特論・第11回(9月20日)で、三木健デザイン事務所代表で大阪芸術大学教授のデザイナー、三木健さんにお話を伺いしました。コンスタントに質の高いデザインを生み出すことができる手法ってこういうことなのかなって感じたので簡単にメモを残しておきます。
クリエイティブリーダーシップ特論とは?
クリエイティブとビジネスを活用して実際に活躍されているいろいろな分野のゲスト講師を囲んで、参加者全員で議論を行う、という授業です。クリエイティブリーダーというだけあって、かなり寄った方(失礼(^ ^))が多く、毎回、すごい刺激を受けるんです。
三木健さんにお話いただいたこと
三木健デザイン事務所はこんなところ。
今回の講義では「話すようにデザインする」がテーマです。
印象に残ったこと3点
1. 話すデザイン(Design As We Talk)
会話や雑談からヒント、つまり気づきに気づくデザインが話すデザインです。コーヒーの濾紙のように、クライアントの話からポタッ、ポタッとキーワードを抽出して、社会潮流や企業の強みを接着剤につなげてデザインするそうです丁寧なプロセスが心に残りました。
2. 聞くデザイン
人の能を借りてデザインをします。話すデザインの別の言い方と思います。「借能」と名付けているのがうまい!
3. 「と」を大事にするデザイン
人と人、人と自然などの際をつなぐデザインです。「と」はリレーションであり、「と」はエクスペリエンス。「共育ち」が大事で、「私(Me)から、私たち(We)になる」。
それではまた来週! ババン・バ・バンバンバン♪
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