オンライン英会話4ヶ月目にして、初。生の外国人たちと話してみた。
まるでジグソーパズル。
私が席に着くと、早速第一問が出題された。
こちらは手持ちのピースは数枚なのに、一瞬で何が描かれているのかを当てなくてはいけないゲームが始まった。
わずかな手がかりをもとに回答すると曖昧な表情。
間違えたか?
カンを頼りに再び回答するも不正解。
時間いっぱい何問も出題され続け、ご想像通り何度も何度も誤答を重ねてしまった。
クイズ番組の挑戦者のような気持ちの一時間半。
申し遅れました。
私は、大人になってから始めたオンライン英会話4ヶ月目のもち肌アザラシです。
先日、生身の外国の方と英語で話をしてきました。
私にとって初めてのことです。
地域で英語を教えている外国の方々に、クレヨンや折り紙を使ったワークショップをさせていただきました。
貴重な機会でありがたいですが、何しろ
「私のイングリッシュ・コミュニケーション・スキルは十分ではありません。」
イングリッシュ・スピーキング・スキルじゃなくて、
イングリッシュ・コミュニケーション・スキルなのかと思われたあなた、
私の話をどうぞ聞いてください。
準備しましたよ。
英会話歴わずか4ヶ月の私が、この日のためにしたことと、それでどこまで意思疎通できたのかを記します。
《準備したこと》
1. 本日のアクティビティーの行程説明の原稿作成と音読
まず、オンライン英会話の先生に添削してもらうために、原稿を作成する。
原稿(タイプしてあるもの)をシェアして、文法的にナチュラルになるように、発音が改善するように指導してもらう。
まず、原稿を作るのがとても大切です。
面倒くさくても、初心者は絶対やってください。
私もはじめは、先生に「こんなことやるから聞いてください。変なところあったら教えてください」と言い、自分の頭の中にしかない事柄をいきなり話だしたことがありました。
だけど、初心者の辿々しく、発音も芳しくない英語で、その場で初めて聞かされる事柄について添削しろと言うのは先生にとってあまりに負担です。
なに言ってんだコイツという困惑の表情が増し続ける25分間になってしまいます。
とにかく、まず、原稿を作りましょう。
あなたの想いやアイディアは、日本語で書くと見えてきますし、英語にタイプすると外国の方とシェアできます。
2. 自己紹介の原稿作成と音読
アクティビティーについて説明が固まってくると、伝えるべき自分像も定まってきます。
原稿を作り、先生とシェアしながら改良していきます。
・英語を勉強してどれくらいの歳月か(私は4ヶ月)
・職業
・何年その仕事しているのか
・好きな食べ物(私はrice cake:餅と言いました。場の雰囲気がちょっと和みました。)
・本日の意気込み(皆さんとたくさんお話ししたいけど、私のイングリッシュ・コミュニケーション・スキルは十分ではありません。など)
以上を、当日まで音読し、情報の伝える順番なども改良し続けました。
しかし、当日は、思うようにいきません。
練習したので、伝えるべきことは伝えられます。
しかし、いかんせん、リアクションしてもらっても受け取れない。
わからないんです。相手が何を言ってるか。
悔しい。
本当に悔しいです。
10名参加されていて、内2組は国際カップルなので2人は日本人。
だけど、話し方も雰囲気も日本人に全然見えなかった。
私の物分かりが悪いので、彼女たちは日本語で説明してくれた。
「日本語上手ですね」と言ったら、日本人ですと真顔で言われた。
恥ずかしい思いをした。
日本に居て、英語話す方、外国の方はマイノリティーだと思っていた。
だけど、あの空間では、英語わからない私の方がマイノリティーだった。
一方的にアクティビティーの行程説明など話しているときは良かったけれど、次第に、かやの外・・・。
別れ際に、see you と言われた。
かつてYou TUBEで見た”次、会う気が無いから言うsee you ”だと気づいて寂しい気持ちになった。
話せれば、自分を伝えることができる。
しかし、聞いて理解する力がないと相手と関係性が築けないんだなぁと思い知らされました。
だから、
イングリッシュ・スピーキング・スキルじゃなくて、
イングリッシュ・コミュニケーション・スキル、なんですね。
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