何者でもないあなたへ(マジョリティとマイノリティの、名前のつけられないはざまで)
このnoteも随分放置してしまった。
5年間のフィンランド生活を終え、2016年の夏に日本に帰国してきて、体調をひどく崩して動けなかった時期と、事業を軌道に乗せるためにそこそこ頑張っていた時期があって、そして帰国してから驚くほど「あるテーマ」しか自分の頭の中になさすぎて、記事が偏るのも嫌だなあと思い文章から距離を置いていたところだったのだけど、今またやっと少し書ける気がしている。
今日書きたいのは、おそらくたくさんの、「何者でもない人」に、性自認(自分の性別をどうとらえてい