満ちていたんだよなぁ
鬼々筆不精、失礼致します。
日々、色々と感じることがある日と、なーんにも響かない日がありませんか。
今日はとても感傷的な一日でした。
お仕事を終えて見上げた半分青い空にイルカが見えた気がして、地面は雨に濡れていて、遠くには雨雲と恐らく雨が降っているであろう暗がり、その反対側には夕陽と月が同居をするキレイな空でした。
がんばったことがあって、これからがんばりたいことがあって、欲しいものも手に入らないものもちゃんとあって。
全てがここにあるんじゃないか?
と心が凪いでいく心地好さがありました。
ひとつだけ足りなくなったものも確かにありました。( ¨足りない¨ も足りていたと言うべきでしょうか)
昔、とある80歳代の女性に「自分が大人になったな〜と感じたのは何歳の頃ですか?」という質問をして『私を大人にさせるのは周りの人(社会)で、私自身は今もまだ子どものままの気がする。そう考えると大人なんているのかな?』と、返事を頂いたことがありました。
この女性にはお子さんが居なかったし、彼女にとって私は人生の終盤に出会った数分後には誰だか分からなくなってしまう人であったけど、私はたぶんこの人の教えてくれたことをずっと忘れないで生きていくのだろうと思います。
この方が、本日永眠されました。
忘れたくないようなキレイな空だった今日、ご冥福をお祈りします。
この ¨自分が大人になった時の話¨ をアイドル時代の太田夢莉ちゃんとお話したことがあったな〜。なんて、私の日常にまだまだ自然と推しメンが鎮座していることに傷付く時期は少し前に過ぎ、最近ではそんなことさえも穏やかな気持ちで楽しめるようになりました。
まるで大人のようです。
それと今日、121歳のおばあちゃんに出会った。「90歳くらいに見えますよ!」と言ったら『みんなにそう言われる、みんな私のこと嘘付きって言って笑うねん』と荒れていたので「121歳なんですね、わかりました。」と言うと、121歳のおばあちゃんは満足気に笑っていました。
まだまだわかりたいことが満載です。