諦めることを諦めよう
何があっても生き辛さは変わることなく
そういう意味ではとても恵まれていることを実感しつつも何も変わることのできない自分に鬱屈な気持ちを抱えながらもそれでも生き延びた一年だった。
行き急ぐようにマッチングアプリに課金し、遅延した満員電車を見送るように過ぎてしまえばあっという間の日々に、何かにすがりたい気持ちが強かった。がむしゃらに動いて拠り所を探した。
この人のことが好きになれたら丸く収まるかもなぁと…しかし数打ちゃ当たるものでもなく、前日からの音信不通にも慣れた頃、悟ったフリもやめようと思った。悟れるほど人生経験も積んでなければ全て諦めていい年齢でもないはずだ。
今の自分に何ができるかが全てだ。
私はもう人を愛してもいいぐらいにはきっと生きている。
2021年こそ、素敵な年になりますように。
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