ラ・リーガ最終盤!各チームの優勝条件は?
20-21シーズンのラ・リーガも残すところあと2試合。
36節終了時点で勝ち点4差の中に3チームが入る大混戦となっています。
今回はラ・リーガの優勝争いをより楽しむ為に、優勝条件をまとめていきます。
1、現在の順位
2、これまでの順位変動
次にこれまでの順位の変動を見てみましょう
今シーズンは前年のCL開催期間延長における休暇の確保の関係で数チームが開幕時期が遅れる変則的なスケジュールとなりました。
アトレティコは10節から首位を快走
その一方でレアル・マドリーとバルセロナは開幕から不調が続きました。
アトレティコは一時は2位に最大で勝ち点10の差をつけ優勝は確実と言われていましたが、後半戦に失速+他のチームの盛り返しによってその差は大きく縮まりました。
3、ラ・リーガの順位決定方式
①勝ち点
②当該チームの直接対決の結果
③得失点差
④総得点
⑤フェアプレーポイント
以上の項目を上から比較して順位が決定します。
尚、それでも順位の優劣が付かない場合は順位決定戦が行われます。
では、今シーズンの場合は勝ち点で並んだ場合、どうなるのでしょうか?
先ほど説明した通りラ・リーガは勝ち点の次に直接対決の結果を重視します
すでに3チームによる直接対決が終わっているので確認してみましょう
上記のようになっており、これを元に順位が並んだ場合は
①3チームが並んだ場合=レアル・マドリー優勝
②アトレティコとレアル・マドリーが並んだ場合=レアル・マドリー優勝
③レアル・マドリーとバルセロナが並んだ場合=レアル・マドリー優勝
④アトレティコとバルセロナが並んだ場合=アトレティコ優勝
となります。勝ち点で並んだ場合はレアル・マドリーが有利な状況です。
4、残り試合の対戦相手
それぞれの対戦相手について見ていきましょう。
アトレティコ
jornada37 オサスナ 11位 勝ち点44
jornada38 バジャドリー 18位 勝ち点31
オサスナは現時点で残留も決定しており、欧州カップ戦への出場権にも手が届かない為、難しい対戦相手ではない。かつホームでの試合の為、高確率で勝ちは計算できる。
バジャドリーは降格争い真っ只中。バジャドリーにとってはホームでの最終戦の残留争いとなる為、難しい試合展開が予想される。
レアル・マドリー
jornada37 ビルバオ 9位 勝ち点46
jornada38 ビジャレアル 7位 勝ち点55
3チームの中ではおそらく一番厳しい対戦相手が残ってしまった印象
ビルバオのホーム、サン・マメスは近年のレアル・マドリーにとって相性のいい場所ではない。かつマドリー戦となると高いモチベーションで臨んでくる為、簡単にはいかないだろう。
さらにビジャレアルはさらに厳しい展開が予想される。
ビジャレアルはEL出場権、カンファレンスリーグ出場権の2つを巡って5位ラ・レアル、6位ベティス、8位セルタと争っている。
37節の結果次第ではセルタが争いから脱落する為、多少楽にはなるが、それでもELかカンファレンスリーグかを争うことに変わりはない。
バルセロナ
jornada37 セルタ 8位 勝ち点50
jornada38 エイバル 20位 勝ち点30
場合によっては一番楽な対戦相手を残しているのがバルセロナ。
セルタは前述した通り欧州出場権を争っているが、セルタの出場権獲得はかなり難しい状態となっている、かつホームでの試合となり、順当にいけば勝ちは計算できそう。
ただ、セルタはここまで4連勝と波に乗っているので、一波乱あるかもしれない。
一方最終節の最下位エイバルは37節で降格が決定する可能性が高い。
しかし、降格圏脱出までは現時点で勝ち点3差となっており、もしエイバルが37節で勝利し勝ち点を積み重ねれば他チームの結果次第では一気に残留へと前進する可能性もある。
バルセロナの対戦相手は37節の結果次第で厳しくも楽にもなり得る。
5、個人的な優勝予想
個人的にはアトレチコの優勝が一番固いのではないかと思う。
対戦相手も他のチームと比べると恵まれており、チーム自体も一時期の不調からは脱した感もある。
特にこういった接戦の展開となると守備の強いチームは上位に行く傾向があるように感じており、アトレチコはその点でも優位に感じる。
次点では直接対決結果で最も有利なレアル・マドリーか。
確率でいえばアトレティコ60%、レアル・マドリー30%、バルセロナ10%くらいの感覚で見ている。
6、まとめ
久しぶりに白熱する優勝争いになっているラ・リーガ。
37節は今日5月16日の25:00に全試合同時キックオフ。
38節は23日25:30に1試合を除いて同時キックオフとなっています。
この試合からも目が離せない展開。
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