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国立映画アーカイブ
行ったところ:国立映画アーカイブ(NFAJ)
映画、一年に一本見るか見ないか…?くらいの熱量
NFAJもずっと存在は知っていた施設なんだけど、映画への関心の低さからタイミングを逃しまくり…が、気になる企画展がやっていたので意を決して突撃
1階の入り口から入って7階の展示室へ向かう
B1には小ホールがあって、そこでは劇映画やドキュメンタリーが上映されているらしく、1階のベンチで待つ人がちらほら
お年を召した方が多い印象だったけど、上映作品によって客層は変わったりするのかな?
常設展:NFAJコレクションでみる 日本映画の歴史
館内はほんのりオレンジ色のライトで、明るいような暗いような?不思議な色合い
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映像以外の資料(ノンフィルム資料)がたくさん展示されている
映画、1897年に伝来したらしい。思っていたより最近の出来事だった。
解説は結構古き良き博物館然とした内容って印象で、(ふらっと立ち寄ってちょっと見てみたいな~)くらいの気持ちだとガチさにびっくりしてしまいそう
各展示品に小さな解説もついていて丁寧だなぁ
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あとは、映像の前に一人用の椅子があるの初めて見た…
映画専門の施設らしさがある
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当時の資料+機材+映像資料まであるのが、流石国立の施設…
映画というものが試行錯誤の末で、今ある形になっていくのがわかるし、途中途中の表現方法も工夫がたくさんあって興味深かった
企画展:ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界
冒頭の通り、映画は一年に一本見るか見ないか…?くらいの熱量に加えてホラーが大の苦手なので、恐怖映画なんて一本も見たことないんだけど、予告編を見るのはギリ大丈夫
(Twitterとかで流れてくると目を細めながらなんか見ちゃう)
「見たらちょっと後悔するし絶対怖いのに、どうしてか見たい…(でも本編見るほどの勇気はない)」みたいな気持ちがある
カリギュラ効果に近いのかも?違うかな
第一章だけ撮影可能だったので一枚
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ほんのり聞こえてくるホラーっぽいBGMがね~いやですね~(褒めている)
(第5,6章?あたりでホラー映画のBGM集をエンドレス再生してた)
恐怖映画といえば、『着信アリ』とかのしっとりじめじめしたイメージだったので、最初は怪物・怪人から始まっているのはなるほど…という感じ
映画や表現の技術が向上していって、見た目で驚かすものから内面的な恐怖に移行していったらしい
第2章にあった『コレクター』の解説に、「英語版のフォントを真似したら日本語版の題字が作品の雰囲気とかけ離れてポップになった」みたいなことが書かれていて、デザイン難しい…になった
解説にネタバレがあったりもして、このあたり気にする人は気にするのかしら、という疑問
60~30年前の作品だし、今回のメインはポスターだしいいのかな
(私は怖くてそもそも映画見れないので、あまり気にならないけど)
お気に入りポスターは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、『箪笥』
『羊たちの沈黙』、『仄暗い水の底から』
綺麗だったり、シンプルなデザインが好きかもしれない
あとは『シャイニング』、『ミッドサマー』とか映画全然知らなくても「これは聞いたことある!」って作品や、チャッキーとかキャラクターだけ知っているのもいて、そのあたりは余計にじっくり眺めちゃったな
解説番号通りに展示されていないポスターがあったりして「次どれ見たらいいの?」みたいに迷子になっている人を見かけたり、展示の導線に??となる瞬間はあったけれど、全体的に楽しかったです
来世、見れるようになったらホラー映画も頑張って見ようかな…