楽観主義
私は、戸籍上は次男だが、三男坊。
母親は、舅姑、小姑がいて、尚且つ先妻の子供がいる家に歳がいってから嫁いできて、私を産んだ。
でも、そんな家庭環境とは無関係に育ってしまっていた。
高校入試時は、父親が命に関わる手術。
母親は大変だったみたい。
そんなとき、親代わりで兄貴が面接で入試する高校を決めてくれた。
私はノー天気だから、公立高校一本を受験し、なんとなく受かってしまった。
今度は、大学受験、兄貴二人は国立大学。
親父は三男坊にメチャクチャ優しく、私立大学6つも受けさせてくれた。
それも、親父が勝手に受験票も準備してくれた。
で、6戦1勝の時は流石に親父も少し怒った(笑)。
浪人したらどうしょうとか、深くは考えなかった。
行きたかったのは「関学」でも唯一受かったのは「関大」
でも、法学部で、「法とは何ぞや」ということを少しだけかじった(笑)。
次に大学4年生の時に親父が急死。
銀行に就職が決まっていたが、親父の部下が、誘ってくれた職場に就職。
そこで、出会った人々から受けた経験が今の自分を作ってくれた。
兄貴も結婚し、次は自分の番かなというときに今の嫁さんが現われた。
長男・次男も、ただただ親父の後ろ姿を見せただけだが、ちゃんと育ってくれた。
どちらも可愛い嫁さんを見つけてきて、今は孫2×2=4人となっている。
大学を出て38年無事務め、その後もずっと働き続けている。
もともと、働く・遊ぶ・etc.については境界線が曖昧で、
とにかく、「時間・空間」の過ごし方であるという考え方。
それと、人の世、絶対というものはなく、相手のあることが大前提で、
あくまでもすべからく相対的・便宜的であるという考え方。
人は、俺のことを感受性が薄いとか、悟っているとかよく言ったものだ(笑)。
まぁとにかく何となく人生でここまで来てしまった。
残り少ない時間空間、こんな調子で推移してしまうのであろう。