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うまく老いる
まず、はじめにから
今回、私(和田秀樹)が上手に老い、90過ぎても現役を続け、また頭脳明晰な樋口恵子先生と、対談というかたちで教えを乞うことができたのは、本当にラッキーなことだと思っています。
中略
80歳の人でも85歳の経験はないし、90歳の人でも100歳の経験がないのが老いの特徴です。
老いの経験者で優等生の樋口先生と、老いの長年のウォッチャーからの話を今後のヒントにしていただければ幸甚です。
とあります。
9月20日に「後期高齢者」に突入した私としては、ますます楽しい「幸齢期」をゲットするため心して読み進めました(笑)。
第1章 死ぬ気になれば――老いの実況中継
その中で、ポイントを数点ピックアップ
・「死」を意識して生き方が決まった
・健康寿命を延ばしたければ病気を見つけるな
・まだまだ健気な70代、でも油断は大敵
・70代と80代で「老い」への対策を変える
・100歳ライフは人類初の生き方
コラム 65歳になったら準備しておくこと
第2章 「老いる」「老いない」の分かれ道
・意欲の低下がいろいろな老化の引き金に
・高齢になったら「人の手を借りる力」を磨く
コラム 老いを遠ざけるアウトプット
第3章 医者と91歳評論家が語る「いい医療の見分け方」
・高齢者に必要なのは専門医より総合医療医
・高齢者から元気を奪う「正常値」至上主義
・80歳過ぎたら健診は受けなくていい
・高齢になったら「引き算」より元気の素を足す
・日本人を長寿にしたのは「医療」より「栄養」
・先進国でがん死が増えて日本だけ日本だけ
コラム 心をご機嫌にする「魔法の言葉」
第4章 自由に、私らしく、生きるチャンス
・高齢者を低栄養に導く粗食信仰
・「ひとり老い」のほうが老化を遠ざけられる
・いざという時「頼りになる人」リスト
・仕事も、結婚も二毛作?
・リビング・ウィルで、今をどう生きるかが明確に
第5章 嫌老社会🆚幸齢者が増える社会
・高齢者を排除するしくみ
・移動手段がなくなると要介護率が上がる
・シルバー民主主義ならもっと優遇されているはず
・財布は、一生手放さない
・「幸齢者」になるための10の秘訣
1老い方は人それぞれ。だから、人と比べない
2高齢期こそ、既存の価値観から解放されて、自由に生きよう
3「意欲」は死ぬまで涸らさない
4老いたくなければ、引退してはいけない
5「正常値」至上主義の医者からは、ヨボヨボにされる前に逃げよう
6しっかり肉を食べて、腹九分目
7財布は一生手放さず、もっと自己主張を
8人とのつながりを大切に、助け合い、認め合う
9どんな状況でも、「誰かのために」という発想が自分を救う
10先の不安より、今を生きよう、楽しもう
おわりに 樋口恵子先生
「生涯現役、一有権者」「生涯現役、一消費者」
とっても勇気づけられたし、参考になりました(感謝)。
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