コンビニの菓子パンを禁止されたけど納得がいかないので調べてみたらその事実に驚いた話
どうも、ナウでヤングな頃はオーガニックという響きだけで格闘家の好む食材か何かかなと誤解していたスタッフKです。だってオーガって言葉、強そうじゃないですか(ググれという言葉すらなかった時代のお話)
さてそんなオーガニック初心者もそろそろ自分の体型や体調が気になって仕方のないお年頃に差し掛かってきました。医者にはとにかく悪玉コレステロールを減らせと言われますが、コレステロールに善悪があるのかねと自分の中の悪魔が囁きます。
しかしそこはカラダの専門家、悪玉コレステロールによって私の豊満なボディを成長させ続けていることは紛れもない事実とのこと。ではこの悪玉コレステロールを減少させるために私はできることは何なのか。さっそく江口店長にテレフォンしたところ、思いもかけない言葉にショッキングを受ける羽目に。
店長「Kさん、朝ごはん何食べてる?」
K「朝は大体コンビニのパンとかですね」
店長「それをまずやめなさい。一番の原因だから」
コンビニのパンっておいしいですよね。焼きそばパンを見るとついつい買いたくなってしまうし、ホイップクリームたっぷりのパンとか甘くて脳に糖分が回って朝のおめざにもってこいなんですよ。
それを何故店長は否定するのか。
オーガニックとオーガーの違いが最近分かるようになってきた私からすれば、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、調べずに聞くのは自分自身の恥。ということでまずはコンビニパンを検索してみることに。すると、【聞いたことはあるけれど全然とピンとこない単語ベストテン】のようなランキングがあれば入賞しそうな名前に出会いました。
トランス脂肪酸。
かねてからそのお名前は耳にしておりましたが、その実態はいまいち不明・・・と思いきや、農林水産省のページにがっつり書いておりました。
すぐにわかるという誇大表示に怒りを覚えつつ読み進めていくと、不飽和脂肪酸という言葉が目につきます。
簡略して理解すると、
飽和脂肪酸 → 動物性脂、常温では個体
不飽和脂肪酸 → 植物性脂、常温では液体(一部例外あり)
今回のトランス脂肪酸は、数多くある不飽和脂肪酸をまとめて呼ぶ総称である、とのこと。
名前の根拠は分かりましたが、これが果たしてどう人体に影響を及ぼしているのか。
それは、
【必要のない栄養素】
であるということが大きいようです。
もちろん脂質自体は適量であれば人体に必要なもの。不足しすぎてもいけないようです。
でも今回のトランス脂肪酸に関しては、もともと人体の構成に必要のないものを勝手に生み出して勝手に摂取しているわけです。
つまり、人体に不要なもの=余分な脂肪=悪玉コレステロール。
なるほどこれは合点がいきます。
ではどの食品に多く含まれているのかといいますと、
コンパウンドクリーム(ホイップクリームの一種)
牛脂
バター
生クリーム
マーガリン
マヨネーズ
などなど。おお、なんてこったい。まさにコンビニの菓子パンにふんだんに取り入れられているものばかりじゃありませんか。
もちろんこれらの素材をいきなり100%オフにすることは急には難しいかもしれませんが、今回こういった機会を得て自覚し、一瞬躊躇するだけでも大きな進歩になりそうです。私が甘かった。地球は青かった。ありがとう、ガ江口店長。ありがとう、ガガーリン大佐。
そして農林水産省のページを読み進めていくと、こんな一文が。
【日本人において、一番の問題と考えられているのは、食塩のとりすぎです。】
・・・。
人間、好きなものだけじゃ生きていけないってことですね。しょっぱいの大好きなのに。こちらも明らかに摂取過多であろう私。次回はこれについて質問してみようと思います。