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誰にでも自分の言葉で伝える

私が惣菜とお弁当を作る
お店で働くようになって
半年が経ちました。

まだまだ注意されることも多く、
気持ちが滅入る事もたくさんあります。

不思議なもので、怒られないように
すればするほど失敗が
多くなったりします。

新しいことを覚える
楽しさや嬉しさより、
人に怒られないようにすることに
気持ちがいくと、
自分の頭で考えて働くと言うより、
言われたことを忠実に
守らなくてはいけないことに
思考がいって、料理の味にも
影響することに気がつきました。

要点だけを伝えてくれて、
後は私のやりやすいように
やってみてと、私に任せてくれる人と
仕事をすると、自分でも
「美味しい」と納得できる料理が出来ます。

ある時職場の会議で、
いつも明るく穏やかな人が、
チラシに載せるお弁当の
盛りつけの提案をしたことに対して、
会議に参加していた人から、
その提案にケチをつけるような
意地悪な冗談を言われたことがありました。

私は、それを今でも
はっきり覚えているのですが、
意地悪を言われた人が
一呼吸間を置いて「あのさぁー、
いくら何でもそう言われたら、
私、傷つく、傷つくよ」と言いました。
一瞬空気が止まった様な間があって、
冗談を言った人が
「あぁ、ごめん、ごめん」と謝りました。

もちろん、二人は長年一緒に
働いてきた関係だから
言えた事もあるのでしょうが、
怒って言うでもなく、
責めるでもない、真剣に
自分の気持ちを伝えたその時の事は、
職場の先輩に、言われるがままの
私には良い衝撃でした。

どういう風に働きたいか、
どのように言われたらやり易いか、
それをどんな人にも自分の言葉で
伝えられたら良いなと思います。

まきちゃん

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