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鈍化したC P Iで考えたこと…

⭐︎注目されたC P Iは‥伸び鈍化
 米労働省が15日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.4%となった。市場予想通りだった。伸びは3カ月ぶりに前月から鈍化した。

⭐︎弱い景気指標が相次ぐ‥米小売売上高
米商務省が15日発表した4月の米小売売上高(速報値、季節調整済み)は、前月比横ばいの7051億8000万ドル(約109兆円)だった。市場予想の0.4%増は下回った。主要な小売り・外食企業の業績も鈍化が目立ち始めており、異例の好調を保っていた個人消費の減速傾向が強まっている。

⭐︎Bad Newsが Good News
米国4月CPIは市場予想を下回ったことで、物価上昇の勢いが鈍化しているとの受け止めが広がり、市場ではFRBが年後半に利下げに動くとの観測が広がったことで、15日米国市場は株高、債券安、円高ドル安となった。

⭐︎日本人個人投資家への注意事項
 オルカンなどへの投資が増加し、米国株主要3指数が最高値を更新する中で、今後の円高ドル安には注意したい!円ドル為替については、米利下げや為替介入に加えて、日銀利上げも政治リスクや圧力(円安要因のインフレがテーマになる選挙が近そうなので)の観点かも警戒される。
 また、「まだはもうなり…」という相場格言があるが、過去の為替介入においても今と同様に「介入しても、まだ円安(円高)が進むだろう」と言われながらも、介入前が円安ピークや円高の底となっていることが多く、多数派の円安見通しや米国株投信への影響には注意が必要かも💦
  

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