幸せを創る / 2025年ウェル・ビーイング座談会(フルバージョン・前編)
あずき:新春特別座談会2025。今年は、ウェル・ビーイングがテーマです。(2024年はこちらから「2024年大予測座談会」)
2024年に、お役立ち道ねっとを運営している株式会社ジェックの社内で立ち上がったウェル・ビーイング同好会の活動を通じて、「幸福」や「お役立ち」について考えていきたいと思います。みなさま、よろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします。
※こちらは、フルバージョンです。短縮バージョン(動画&テキスト)は、サイト「お役立ち道ねっと」で掲載しています。 ⇒ お役立ち道ねっとの記事(外部リンク)へ
座談会メンバー紹介
ウェル・ビーイングとは?
あずき:まずウェル・ビーイングとは何か、一言でいえばどんなことでしょうか。
まり:分かりやすく言うと、自分がハッピーで心地が良い状態。それが周りにもどんどん影響を与えて、社会も良くなっていくことと、私たちは解釈しています。
ゆーりママ:本当にくらないことなんでが、ウェル・ビーイングと聞くと、博多にあるウェルビー福岡というサウナを思い出すんですよ。多分、語源はウェル・ビーイングのことなんだろうと思うんですが。
あずき:きっとそうですよね。サウナですもんね。
けいと:心身が整うという意味では、うん。
ゆーりママ:思いきり整ってカプセルホテルで熟睡して、本当に幸せになれる場所なんです。
あずき:幸せになれる場所があるのはいいですよね。
ゆーりママ:幸せを創る方法というのも自分なりにあって、仕事に向かう車の中で自分をハッピーにする曲を聞くとか、朝日を浴びながらコーヒーを飲むとか。
まり:例えばどんな曲ですか?
ゆーりママ:ベニー・グッドマンの“Sing Sing Sing” [原題:Sing, Sing, Sing (With a Swing), ルイ・プリマ作曲, 1936]ですね。リチャード・ギア主演の『キングの報酬』(20世紀フォックス/東宝東和, 1986)で流れていました。
けいと:かっこいい。
あずき:その他に、幸せを創る方法ってありますか?
ゆーりママ:まずはやる、ということですね。やらないと0のまま。これを1にする。1を修正することはいくらでもできるんで。まず0から脱出すること。これが大事ですね。
まり:エネルギー使いますよね。
ゆーりママ:一番エネルギー使います。だから、「ゆーり最高!!!」って言いながら、自分をおだてています。
同好会を立ち上げたきっかけ
あずき:お二人でウェル・ビーイング同好会を立ち上げたきっかけや想いを教えてください。
けいと:以前、前野マドカ先生が書かれた記事を読んで感銘をうけて、いつか前野マドカ先生に会ってみたいなって思っていたんです。そんな話をまりさんにしたことがあって、その数年後、まりさんが、前野マドカ先生の出版記念講演会に誘ってくれたんです。初めてそこで前野マドカ先生にお会いして、感激して、さらに色々な本を読んで、感想をまりさんと話をしたら、すごく楽しいなと思ったのがきっかけです。お互いの情報を共有し合って、講座やイベントに一緒に参加して、さらに感想を言い合って深めたりしました。同じ意見のときもあるし、違うときもあるんですが、それもなんだか面白いなと思うようになりました。こんな面白いことを、社内の人にも伝えていきたいなと思って、二人で同好会を立ち上げました。
ゆーりママ:素晴しい。
あずき:前野マドカ先生の本の、どういうところに共感したのですか?
けいと:前野マドカ先生って、ものすごく幸せそうなんです。元々、幸福度が高めなのかなと思って話を聞いていたんですが、やっぱり幸せになるためには練習が必要ですよっていうお話をされていたんです。ゆーりママもさきほど、幸せを創ることができるよ、というお話があったと思うんですけど、当時私は、自分が幸せだとあまり思っていなくて、でも、幸せになりたいと思っていたので、幸せになる秘訣というか練習というか、ヒントがあるんだなと思って、そこからすごい幸せについて考えたり、練習するようになりました。
あずき:けいとさんが入社したころから、幸せそうな方だなと感じてました。おっとりしてるけど、芯があって、周りの人にすごく気遣ってくれるし。
けいと:そんなこと言ってくださって、今、すごい幸せです。ありがとうございます。
あずき:練習した結果、今、もっと幸せなけいとさんがあるのかな。
けいと:少しずつですね。まりさんと一緒に取り組むようになってからは更に考えるようになって、幸せになるって何だろうなどと、考えられる余裕が出てきたので、幸せに近づいてる、幸福度が上がっているという実感は持っています。
ゆーりママ:素晴らしいね。
あずき:まりさんはいかがですか?このウェル・ビーイングに興味を持って、同好会立ち上げに至るわけですが。
まり:最初は、前野隆司先生の話がきっかけです。ウェル・ビーイングって宗教っぽい感じがしますよね。でも、前野隆司先生は、理系なんですよ。私も理系なので、理系の人が宗教みたいな話をしているのが信用できると思いました。もちろん宗教ではないのですが、私にとっては宗教っぽいので、心のよりどころになる。絶対的な理由にできちゃう。「あ、ウェル・ビーイングじゃん」って、一言で何でも片付けられるのが面白いな、ちょっと考えてみようかなと思って学び始めました。
あずき:そんな頃に、けいとさんと話をしたと。
まり:はい。それで、一緒にやろうかという話になりました。二人で話をしていると、インプットで色々な考え方を吸収できるだけじゃなく、アウトプットする機会がどんどん増えるので、自分の考えを言葉にして整理されてくるというメリットがあります。あと、前野マドカ先生が講座でおっしゃったんですが、自己開示をすることで、自分の中で肯定感も高まって深まっていくと。自己開示は身内だとしづらいんですよね。全く知らないところで、ダイアログなどを使ってやっていくと、自分の中で、楽しい、面白かったね、これ幸福ってやつだなと発見することもありました。そういったことを社内で、二人で、できたらいいよねと。私たちのそれぞれの上司に伝えると、応援してもらえて、今活動をやっています。けいとさんが、余裕が出てきたと言ってましたけど、その余裕が幸福かなと私は思っています。正しい判断ができるような、余裕を持てるような毎日が作れたらいいなと思っています。
ゆーりママ:素晴らしい。そうやって伝えるために行動ができるってすごいなあ。
まり:ありがとうございます
ウェル・ビーイング同好会の活動内容
あずき:同好会の活動について、教えていただけますか。
けいと:社外では、丸の内プラチナ大学で前野マドカ先生がコースを持たれているので参加しています。その他、ワークショップやオンラインセミナーなどにも参加して、二人で内容を共有したり、感想を伝えあったりしています。この活動を、社内のオンライン掲示板に発信をして、少しでも社内の人に還元していこうとしています。
まり:その他に、幸福度診断(外部サイト)というのがありまして、診断結果をもとに、AIと会話をしながら振り返りを行ったりもしています。
あずき:診断やったらAIが褒めてくれるんですよね。
まり:「よくできましたね」って言ってくれるんです。
ゆーりママ:褒められるって大事だなと思います。今、ジムに通ってるんですけど、ジムのアプリから、続いてますねって褒められるから、続けられるというのがありますね。あと、主治医の先生から、体重が減ったね、血糖値減ってるね、よかったねって、頑張ってるね、そう褒められて、もっと頑張ろうと思えます。褒められたら伸びるタイプなんです。うどんのように伸びます。
あずき:本当、褒められるって大事ですね。
ゆーりママ:大事です。
あずき:次回は、活動を通じて学んだことや、お役立ち道についてお聞きします。
つづく
*前野隆司先生は、お役立ち道、お役立ち道経営のアドバイザー(お役立ち道ねっとへ)にご就任いただいております。
2025年 新春座談会記事 一覧(note)
幸せを創る / 2025年ウェル・ビーイング座談会(フルバージョン・前編)
幸せが広がるつながる / 2025年ウェル・ビーイング座談会(フルバージョン・中編)
ハッピー環境をつくろう / 2025年ウェル・ビーイング座談会(フルバージョン・後編)
この記事の短縮版 動画&テキスト(お役立ち道ねっと)
幸せを創る / 2025年ウェル・ビーイング座談会(前編)
幸せが広がるつながる / 2025年ウェル・ビーイング座談会(中編)
ハッピー環境をつくろう / 2025年ウェル・ビーイング座談会(後編)
2024年 新春座談会記事 一覧(note)
2024年大予測座談会① - 組織のあり方の転換期
2024年大予測座談会② - 一億総プロの時代へ
2024年大予測座談会③ - 渋沢栄一さんに学ぶ
2024年大予測座談会④ - 上司は名司会者たれ