おやこ
息子は、現在我が家のボス。この小さな人は、私を初めて母にしてくれた人。きっと多くの少女が夢見る、いつか母親になりたいなぁ、を叶えてくれた人。それはそれは感謝をしてもしきれない。のだけど、ボスの態度が余りにも理不尽だと、その感謝はすぽーんとどっかに飛んで行ってしまう。ごめんよ、と心の中で呟きながら、その理不尽な振る舞い、言動にクスっとしてる母です。
娘は、ボスといつだって一緒にいたい、いつだって一緒に遊びたい健気な女の子。母であった私を選んで来てくれた人。このお母さんがいいな、と思ってくれたのか、この人をもっと母親らしくしようじゃないか、と思ってくれたのか・・・
私たちは、きっとどこにでもいる普通のおやこ。だけど、どこにもいない唯一無二のおやこ。そんなおやこのものがたりを、なんとなく綴っていきたい、と思っています。