「妄想力×コーチングで手と手をつなぐ」川口みわシニアティーチャー:おやこくらぶインタビューvol.01
(*この記事は、2022年10月におやこくらぶ公式ブログに掲載した記事の転載です。)
こんにちは、おやこくらぶスタッフのNanaです。 この度、おやこくらぶブログでは新企画「おやこくらぶインタビュー」をスタートします。
全国・海外各地で活躍しているマザーズティーチャーたち。話を聞けば聞くほど、過去も今も未来も、いろいろな経験や夢が豊富で、もっとお話ししたい!という方がたくさんいらっしゃいます。おやこくらぶブログでは、そんなマザーズティーチャーにインタビューしちゃおう!という企画を新たに始めてみることにしました。
記念すべき第1回目は、おやこくらぶ代表である川口みわシニアティーチャーに話を伺いました。
ー本日はよろしくお願いします。マザーズコーチングに出会った
のはどんなきっかけでしたか?
社会人になってからずっと、美容師やヘアメイクの仕事をしてきたのですが、東京から神戸に引っ越した時に、当時2歳になる息子の預け先がなく、仕事ができなくなってしまいました。土曜日は保育園に預けられても、日曜日の枠は限られている。それならと、趣味を生かして子連れでヨガのインストラクターを始めました。
ーえっ、子連れで?どんなところで開催していたのですか?
週に2回ほどスタジオを借りたり、エステサロンを間借りしてクラスを開催していました。シッターさん、息子、私の3人で移動していたときもあります。売上があがるどころか、その時は赤字でしたね...。
レッスンの後、子育て中のママさんたちとおしゃべりをする中で、いろんなお話や相談を聞かせてもらうことも多かったのですが、 ヨガで体や心をリフレッシュするだけではなく、もっと根本的な気持ちの部分をどう改善していくか、そんなアプローチもできないかと感じ始めていました。 そんな時に、インストラクター仲間からマザーズコーチングを受けたのがコーチングを知るきっかけでした。もしかしたら、心理学、カウンセリングなんでもよかったのかもしれません。
ー現在はさまざまな場所で大活躍のみわさん、コーチングにそんな風に出会ったのですね。最近の主なお仕事をお聞きしたいです。
現在は、ヘアメイクの現場にでるお仕事は月に数回で、コーチング関係のお仕事がほとんどです。コーチングセッションや、ヘアメイク・コーチングをしたり。お子さん向けのセッションも行っています。また、保育園や一般企業で研修をしたり、社外コーチとして1on1のセッションもしています。
おやこくらぶでは、コミュニティー運営のほか、週に1回「耳だけヨガ」という音声配信をしています。朝の15分間の配信で、リアルタイムではないのですが、できるだけ新鮮な雰囲気をお届けしようと思い、早起きして録音しています。この前は、朝の神社で録ってきました。
ー耳だけヨガは、私も毎週楽しみです!最近は、美容師さん、ヘアメイクさん向けにもコーチングを、と発信されているみわさん。 ご自身の活動を一言で表すと、「ヘアメイク×コーチング」なのですか?
自分のキャッチコピー、ちょうど考えてたところです。「ヘアメイクxコーチング」を打ち出してきたのですが、最近しっくりこなくて。今は「中途半端な人」がキャッチーだと思ってます。
ー中途半端な人...?みわさんは、中途半端...なのですか?
今はほとんど現場にでていなくて...。私、美容師やってます!とは言えない立場かな、と思っています。マザーズコーチングスクールでコーチングを学んできた今、コミュニケーションについて、一人でも多くの美容師さんに届けたいと思っています。現役美容師でもない、お客様でもない、そんな中途半端なある意味「架け橋」のような立場だからこそできることがあるのではないかな、と最近考えています。そういえば、私いままでそんな真ん中にいる役割が好きだったと思い出したところです。
ーなるほど!何かと何かをつなぐ立場をイメージされているんですね。ほかにも「架け橋」になりたいなと思っていることはありますか?
おやこくらぶでいうと、講座に参加してくれるお客様にとっては「その方とマザーズコーチングをつなぐ場所」、一緒におやこくらぶで活動している仲間にとっては「マザーズティーチャーであるご自身と、それ以外の自分をつなぐ場所」になったらいいなと感じています。おやこくらぶという箱は、その人がよりその人らしく生きられるコミュニティーでありたいです。
ーママでもない、妻でもない、おやこくらぶはそんな居場所かもしれないですね!ところで、みわさんがいまハマっていることは何ですか?
今、夢中になっていることは「妄想」です。「架空美容室」というコーチングができる美容師の物語を書いていて、ちょっとずつ公開しています。いろいろと考えを巡らせる時間は本当に楽しくて、妄想力アップはコー チング力アップにもつながると思っています。ストーリーを考えることって、その人の価値観がすごく表れる ので、自分を知るきっかけのひとつにもなりそうです。グループコーチングをメインにした新しいサービス も”妄想”しています。名付けて「妄想力ブートキャンプ」!妄想する内容は、それぞれ違っていていいのですが、一緒に行うことで最後までやり切れる気がしています。
ーそのストーリー、私も読みたいです!そんな美容室を実際にプ
ロデュースしてくれる人がいたら素敵ですね。最後に、おやこく
らぶの活動について聞かせてください。今後どうなったらいいな
と感じていますか。
どうなっていくか、誰にもわからないなと思っています。ただ言えることは、「誰かの挑戦の場であり続けたい。」ということでしょうか。子育てでいそがしいママが何かに挑戦するきっかけになったり、マザーズティーチャーさんの活動のきっかけになったり...。
メンバーに関しては、ここで何を得たいか明確にして、もう得るものがなくなったらここから去るのもありだと思っています。やらされ感が出てきたらそれは仕切り直した方がいいし、私も期限を決めて卒業してもいいと思っています。
ー「挑戦の場」まさにそうだなぁ、という場面が私にもたくさん
あります。最後に、記事を読んでくださった方へ、ひとことメッ
セージをお願いします!
ここまでお読みいただきありがとうございます。今日は、「中途半端な人」と表現しましたが、このように感じる方ってママになると意外と多いのでは?と思います。 中途半端とは、何かと何かの中間地点。 それを結びつけていくことができるのは、中途半端な自分。 「おやこくらぶ」では、 スタッフも参加者さんも挑戦できる場でありたいと思っています。
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<インタビューを終えて>
最近、インタビューのいろはを学んでいることもあり、この企画を思いつきました。やりたい!と思ったら何でもできるのがおやこくらぶのいいところ。インタビューってコーチングだなぁと思いながら、貴重な体験をしています。
今回は、みわティーチャーの「中途半端な...」という言葉から、手と手をつなぐ姿をイメージしながらお話を伺いました。感想、フィードバック、なんでもいただけたら泣いて喜びます!私もインタビューしてほしい!
というマザーズティーチャーさんからのご連絡もお待ちしています。
(おやこくらぶライター/Nana)
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