ビタミンD〜ちょっとしたことで栄養価アップ!きのこを陽に当ててみよう〜チョイ干しきのこのススメ
そろそろ夏も近づいてきて、日差しが強い日も増えてきましたね。6月〜7月は晴れていれば一年で一番紫外線の多い時期です。
日焼けやシミなど、紫外線の害は色々ありますので、紫外線対策、しっかりしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ひと昔前までは外遊びで真っ黒に焼けたこどもをたくさん見かけたものですが、最近は男の子でも日焼け止めを塗ったりする時代になりました。
ビタミンD不足のこどもが増えています!
そこで心配なのがビタミンD不足。
紫外線を浴びることで体内で生成されるビタミンDですが、紫外線対策をすればするほどビタミンD不足になっていきます。
ビタミンDはカルシウムのの吸収を促進する働きがあり、骨や歯の形成を助ける作用があるので特にこどもの成長のためには積極的に摂取しなくてはならない成分です。
食べ物からビタミンDを摂ろう!
かといって紫外線を浴びすぎるのは心配。。。
それならば食べ物で補っていけるといいと思います。
ビタミンDは鮭やしらす、卵やきのこ類に多く含まれています。
毎日お魚はハードルが高いですが、きのこなら毎日少しずつ何かに入れて食べられそうですね。
きのこは生のきのこより、干椎茸の方がたくさんのビタミンDが含まれています。干すことによってビタミンDが増えるからです。
ただ、干椎茸ってこどもが苦手なのよね。。。って方も多いと思います。
そんな方はぜひスーパーに売っている生のしいたけやきのこを陽に少し当ててみてください、そうすることでビタミンDが増えるそうなんです!
↑干す前の生のきのこ。
食べる前に!きのこを陽に当ててみよう!
我が家でもお休みの前日にきのこ類をたくさん買っておいて、天気のいい休日は朝からまとめてザルに並べて陽のあたる場所に2〜5時間ほど放置して干してから使っています。
勝手に「チョイ干しきのこ」と呼んでいます。
ベランダやお庭がなくても、陽のあたる窓際においておくだけでも大丈夫。
しいたけなどはかさを上に向けて、しめじなどは小房に分けて干すといいようです。カンタンなのでぜひ試してみてください。
↑2時間後の干したきのこ。
たった2時間ですが、干すことによって栄養価が増えるだけでなく、少しきのこの水分が飛んで歯ごたえがよくなり、味もほんの少し濃縮されたような気がして美味しく感じるのでお気に入りの食材です。
時間がある時にまとめて干して使っています。
干した後のきのこは冷凍できます!
たくさん干してもすぐには使い切れないですよね。
そういう時は小分けにして冷凍してしまいましょう。
2週間〜1ヶ月保存できます。
しいたけなどは使いやすい大きさに切ってから冷凍すると使いやすいです。
きのこは冷凍することで細胞が壊れて酵素が働き、加熱後の香りや旨味が増えるという研究結果もあるようです。
もう小房にわかれているので冷凍庫からだしてすぐそのまま鍋に入れて味噌汁にしたり、忙しい時に便利に使えます。
ビタミンDは脂溶性ですので、油を使った炒め物や揚げ物などに使った方がより体への吸収率は上がります。
ぜひ、この「チョイ干しきのこ」を使って美味しい料理を作ってみてください。
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