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庭なし集合住宅で都市型コンポストを使ってみたら…:導入編

我が家のベランダには鉢植えがいくつかあるのですが、どうも生育が良くないんですよ。
日当たりは良いのに。

以前は化成肥料など与えていたのですが、アブラ虫が大量発生してしまい心折れて放ったらかしにしてしまいました。農家の娘なのに、情けない…

しかも、我が家の鉢植えの半分くらいは実は食べた果物の種を撒いて発芽した果樹なんです。
アボカド、りんご、洋梨、みかん、レモン、ぶどう、びわ、マンゴー。なかなかのラインナップです。

他には、料理に使うローズマリー、アップルミント、ニラ、山椒。飾りに使う紅葉、南天。後は私が好きな紫陽花、ジャスミン、ダリア、ミニバラ、椿です。

どんだけ広いベランダかと思われるかと思いますが、それぞれ小さな鉢なので、そんなに広くないんですよ。

それが、ですね。

もう何年も経つのに、全然花をつけないし、ある時から全然枝が伸びなくなったんですよ。
鉢が小さいのでやはり栄養不足だと思うんです。なので、時々米のとぎ汁を鉢にかけてあげてたのですが、最近は寒くてサボり気味でした…

そこへ!
お世話になっているROOMIEの記事でこんなのを見かけたんです。

まさにうってつけ!!

元々生ゴミとして出た種から育った果樹達を、また生ゴミで作った堆肥で育てて、果実が収穫出来たらミニミニ循環型果樹園がベランダに完成してしまうのでは…?との野望を抱き、早速ポチッと購入しました。

届いたキットはこんな感じです。

フェルト地のしっかりした作りのジッパー付きトートバッグ、基材、基材と生ゴミを入れる油紙の袋、使い方の冊子、コレだけです。

コンポストはなんだか難しそうと思っていたので若干拍子抜けですが、そのくらいハードルが低い方が助かります。

なんと言っても私は農家の娘でありながら、パキラ(すごく強い)さえも枯らした女…
料理の手間は惜しみませんが、それ以外の家事は人に言えたものではありません…

そんな訳で、コンポストを設置してみました!
まずは使い方冊子に目を通します。ふむふむ。

トートバッグの中に油紙袋と基材を入れ、しっかり混ぜます。

焼いた籾殻と茶色い何かが入ってます。
ここに生ゴミを入れて…

キャベツの外葉やりんごの皮、さつまいもの皮など。わかりやすい生ゴミ。

本当は基材に埋まるくらいよく混ぜた方が良さそうですが、まぁ大丈夫でしょう。

袋の口を丸めて…
ジッパーを閉じて放置します。

水が入らないようなジッパーになってます。
このトートバッグもペットボトルやプラスティックを再利用したものだそうです。

翌日に増えた生ゴミもどんどん入れます。
生ゴミを分けておいて、そのまますぐ入れるので三角コーナー的なものはもう要らないかも。

この時期にコンポストを始めるのは、気温が低く虫や匂いの心配も少ないので合理的な気がします。真夏に始めるのは経験値が低いからハードル高いかもしれません…

みその寒仕込みと一緒ですね…

2ヶ月分の生ゴミを入れては混ぜ、入れては混ぜを繰り返した後、生ゴミの投入をストップして3週間ほど熟成させる、とあります。

うん、この熟成期間中の生ゴミ、一体どうしたらいいんでしょうね?

私は2ヶ月コースにしたので、2ヶ月後にはバッグ以外がもう1セット届くので、次の2ヶ月分をスタートする、と言う事になるのでしょうか。
なるほどなるほど。

この辺り、運用に関してもう少し説明が欲しかったですね。バッグをもう一つ買おうかしら?と言う話になりますので。
2クール目を始める時に専用バッグか、バッグ以外にするかはもう少し考えたいと思います。

では、時々途中経過をお知らせしますね!

どうぞお楽しみに!!

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古谷 真知子:家庭料理のコンシェルジュ
試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!