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山盛りの唐揚げは幸せの記憶
唐揚げって美味しいですよね。
唐揚げを嫌いな人を探すのは難しい気がします。(動物性食品を口にしない方は除きます)
昨日は8歳の女の子のリクエストで一緒に唐揚げを作りました。
彼女のお父さんの誕生日で、お祝いディナーのリクエストなんだそうです。
普段は市販の唐揚げ粉を使って作っているそうなのですが、唐揚げ粉がないと唐揚げが作れなくてご家族からのクレームが来るほどの人気メニューなんだそうです。
(おぉぅ、ハードル高っ!)
「先生の作り方で作った唐揚げ、もしかしたらお父さんには物足りないかもしれないけど…」
そんな弱気なエクスキューズをしてから始めた唐揚げ作りでしたが、結果は大成功!
実際に作った彼女からは、
「いつもの唐揚げより美味しい!」
との最高の賛辞をいただきました!
やったー!
もちろん、お父さんにも喜んでもらえて、お母さんやおばあちゃんも一緒に、山盛りの唐揚げでお父さんの誕生日のお祝いに楽しいひと時を過ごしたことをお母さんから伺いました。
一緒に作っていたお母さんからも「いつもより柔らかくて、すごくジューシー」とのお言葉をいただきました。
隠し味をちょっと足したり、衣に使う片栗粉と小麦粉で食感が違うので好みの食感になるように選んでもらったりして、とても楽しい唐揚げ作りになりました。
食べる人を想って作る、食べる人の笑顔のために頑張れる。
お母さんに手伝ってもらったとは言え、10歳に満たない子供が唐揚げを1kgも作るのは大変なことです。
自分が大好きな唐揚げだから頑張れたのかもしれませんが、お父さんに喜んで欲しい気持ちがきっと彼女を奮い立たせたんだと思います。
私の母も、運動会や遠足のお弁当には朝から唐揚げを揚げてくれました。
時々焦がして真っ黒けな唐揚げがお弁当箱に詰まっていたこともあったけれど、大切な人が自分のために揚げてくれた唐揚げは、特別な、幸せの味がします。
食卓の幸せな記憶。
私はそのお手伝いがしたいんです。
[唐揚げの作り方]
【材料】(4人分)
・鶏モモ肉 … 2枚(600g前後)
・醤油 … 大さじ2
・みりん … 大さじ2
・片栗粉 … 適宜
・(お好みで)オイスターソース、おろししょうが、おろしにんにく
【作り方】
①鶏モモ肉は食べやすい大きさに切る。
②ビニール袋に①の鶏肉と醤油、みりん、(お好みでオイスターソース、おろししょうが、おろしにんにく)を入れて軽く全体になじませ、空気を抜いて15分以上休ませる。
③味馴染ませた鶏肉に片栗粉をまぶして180度の油で揚げます。菜箸で持ち上げて「ジジジ」と言う振動が感じられたら出来上がり。
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