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包丁で無駄なくとうもろこしの実を外す方法

先日からとうもろこし関連の投稿が続いておりますが、多分今シーズンはこれで最後になると思います。今シーズンは。

とうもろこしは、収穫から時間が経てば経つほど実に蓄えられた糖をエネルギーとして消費してしまうため(収穫されても生きているんですね)、購入後はなるべく早く食べるか、加熱して糖の消費を止めてしまうことで甘さが抜けるのを防げます。

加熱調理の方法としては、

・蒸す
・焼く
・茹でる
・レンジ加熱

がありますが、手間に感じない方法を選べば良いと思います。

お1人やお2人住まいですと、とうもろこしをそのまま茹でたり蒸したり出来る大きな調理器具が無い場合もありますよね。
長さを半分に切って加熱してもいいのですが、生のとうもろこしの芯は結構固いので、電子レンジがおススメです。

加熱後、すぐ召し上がらない場合や粒を外して加工、または冷凍される場合は、加熱後速やかにラップでピッチリと包んで冷ましましょう。
ラップで包まずにそのまま冷ますと、水分が抜けてシワシワにしぼんでしまい残念なことになってしまいます…

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茹でたてや焼きたてをすぐにアチアチ言いながら食べるのも最高ですが、いつもいつもそうやって食べられるとも限らないので、実をきれいに外す方法をご紹介しますね。


①加熱調理済みのとうもろこしを4〜5cm長さに切って、さらに縦半分に切り、半円柱型にする

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②包丁をりんごの皮をむく時の持ち方で持ち、芯の断面を見ながら、芯と実の境目辺り(芯は白っぽく、実は黄色っぽい)に刃を入れる

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③手を切らないように気をつけながら、上下に小刻みに動かしながら実を削ぐ

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このようにすると、芯にあまり実が残らずきれいに削ぐことが出来ます。

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とうもろこしを半分か三等分くらいにカットするところまでして、まな板に置き、包丁で縦に削ぐ方がケガはしにくいので、包丁があまり切れなくて上記の方法が上手くいかない場合は無理せず面で実を削ぐようにして下さい。

黄色いとうもろこしが赤く染まっては大変ですので。

この削いだ後の芯からもうま味が出ますので、とうもろこしご飯を炊く際に一緒に炊き込んだり

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スープにする際に煮出したりすると、とうもろこしの美味しさを丸ごと味わうことが出来ます。

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今年は夏祭りが軒並み中止になって、屋台の焼きとうもろこしを食べる機会が無くて残念ですが、旬のとうもろこし、是非お家で美味しく召し上がって下さい!

ポケマルさんのリンクを貼っておきますね。

是非お試し下さい!

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古谷 真知子:家庭料理のコンシェルジュ
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