チーズ沼に引きずり込まれそうになった話
私、自他共に認める食いしん坊であると同時に、割と凝り性で、収集癖が有ります。
これだけ自覚があるので、趣味性が強く星の数ほどバリエーションがあり、品質お値段ともにピンキリ…こう言った嗜好品にハマってしまうと、絶対に抜け出せない深みにハマって行く自信があるので、自粛しています。
わかりやすい例で言うと、ワイン、日本酒、ウィスキーなどの酒類、コーヒー、紅茶、日本茶などの喫茶、オリーブオイル、バターなどの油脂類などの加工品、それぞれの食品などがありますね。
塩や砂糖もかなりの種類と値段の幅がありますが、趣味性が低いのでここでは含めません。
私はそもそもあまりお酒が強くないので、酒沼には近寄らないのでセーフ。
油脂沼は割と量を使うため、あまり高額なものは使いにくいのでセーフ。
喫茶沼も胃弱のため、大量に飲んだりストック出来ないためセーフ。
ところが!
無視出来ないのがチーズ沼です…
あまり詳しくはないのですが、数年前から友達とチーズの日(11/11)に恵比寿でやってる「チーズフェスタ」に足を運んではちょいちょい買って試しているのです。
チーズ沼に近付いたきっかけは、いつもお世話になっている料理教室検索サイト「クスパ」さんの7年前のイベント「クスパ キッチンコレクション」(だったかな?)でのセミナーに参加したことでした。
このイベントは、クスパさんと協賛企業さん主催の商品や教室紹介のイベント(現在は開催していません)で、協賛企業さんのブースで試食・試飲・販売などがあり、セミナーブースでは各ジャンル第一線で活躍されている講師陣のセミナーが企画されていました。
たまたま時間が取れたため、参加できるセミナーに片っ端から参加して、お昼を食べそびれたりしましたが、その時のセミナーがきっかけでその後お世話になった先生方(調理器具コンサルタントの荒井康成先生、料理写真家の佐藤朗先生)と出会えたので私の講師業にとっては大きな転機となるイベントでした。
そしてもう一つ参加したセミナーがフェルミエの本間るみ子先生のチーズセミナーでした。
先生のセミナーのテーマは「チーズの旬」。
長い時間をかけて発酵熟成させるチーズに「旬」があるとは驚きでした。その発想は無かった…
でもお話を伺って納得。
簡単に言うと、チーズの原料となる乳を出す動物の出産時期や餌となる牧草の生育により、チーズの食べ頃、つまり旬があるとのことでした。
その際に試食で出して頂いたのが、コンテとカマンベールとシェーブルだったのです。
無料のセミナーなのに!このラインナップですよ…ありがたや…
ここで出会ったコンテが大変気に入り、それなりのお店で「チーズは何を?」と聞かれたら(聞かれることは無かったですが!)「コンテはありますか?」と聞くことに決めたのでした。ミーハーが過ぎる…
その後、SNSで見かけた美味しそうなチーズを買ってみたりして現在のマイベストチーズは
・コンテ
・モンドール
・ブッラータ
となっています。
で、たまたま冷蔵庫から件のチーズフェスタで手頃なコンテを手に入れていた事を思い出し、小腹が減ったため摘んでいたら、あまりの美味しさに以下のようなTweetをしたわけです。
そうしたら、ですね。
チーズ沼の住人達が沼から這い出て来て、どんどん引きずり込もうとするわけですよ…
こんな具合です。
ヤマシタさんの本気さはヤバいですね…
完全に引きずり込む勢いで全力のラインナップです。
関口シェフも「なんと言うものを置いていくのか…」と絶句するレベル…
神谷シェフに至っては、沼の中から満面の笑みで手招きしてらっしゃる…
あぁ、どうしたら良いのか…
悩ましいです。
ひとまず沼からは速やかに距離を取ろうと思います。
ヤバいです…
ですが、理性を保って引き続き自粛の方針を貫きたいと思います!
我こそは!と自信のある方、絶対に挑戦して来ないで下さい。(簡単に折れますので)
よろしくお願い致します。