幻の高級魚を食べ尽くす!白甘鯛リターンズ
先日、一生に一度食べられるかどうかの高級魚だと思ってありがたく食べ尽くした白甘鯛。
(その時の様子はこちら↓)
なんと、まさかのお代わりが届きました!!!
いつも新鮮なお魚を送ってくれる釣り好きの友人からです。いつもありがとうございますありがとうございます!
しかも今回は、前回よりもカタの良いものです。50cmオーバー、およそ2kg。
一般には出回らないうえ、通常はある程度以上の料亭にしか入らないシロモノです。
それがなんの因果か我が家へやってまいりました。板前さんからも「このレベルの白甘鯛が家庭にあるのは見たことがない」と驚かれました。
ですよねー!
今回は友達と帰省中のお嬢さんで釣りに行き、お嬢さんが釣ったものだそう。素晴らしい腕前です。友達の釣り英才教育の賜物ですね。
ありがたく頂戴致します!!!
魚屋さんの箱に入っていてサイズ感が分かりにくいのですが、60cmオーバーの大物です!
届いて開けた瞬間にアワアワ慌ててしまいました…良いんですか、こんな大物を!!
知人からまな板を譲ってもらって本当に良かった…!
このサイズの魚を捌くのはそんなに多くはありませんが、割と登場回数も多くかなり活躍してくれているまな板です。ありがたやー!
エラだけ外して送ってくれたので、お腹を開けてワタを出します。
お腹もきれいです!
私、ワタの状態を確認するのが、魚を捌く時の醍醐味の1つだと思ってるんですけど、共感してもらえますかね?
胃がぱんぱんに膨らんでいますね。
お食事直後だったのでしょうか?
それともエサ?
キレイに形を保ったイカが出てきました!
さすがに他魚が食べたイカを横取り?するのもアレなので、このイカさんはサヨナラしました。
ワタを出したら半身だけ鱗を引きます。
下手過ぎで眩暈がします…
あぁ、もったいない…ごめんなさいごめんなさい本当にごめんなさい…
本来なら全身がお腹の辺りと同じ白い薄皮に覆われた状態に仕上がるはずなのですが、身まで削いでしまっていますね…
完全に悪いお手本です…
この後、兜を落として三枚おろしにしていきます。
まぁまぁきれいに取れました。
三枚おろしはさすがにね。
落とした兜も無事に割れました。
ザクッと包丁が入って嬉しかったです。
正身、アラ、兜、うろこ、それぞれ部位に合った調理をします。
鱗と皮を引いたサクの半分は昆布〆に。
お手頃な真昆布があったので〆ておきます。
さすがにこのサイズだと一食では食べきれませんので。
すき引きした鱗はそのまま素揚げします。
コレがパリッパリでめっちゃ美味しいんです!!!
甘鯛を食べる時の醍醐味ですよねぇ!!!!
パリッパリです!
ずっと食べていたいくらいのパリパリさ!!
ウロコを残した方の半身を食べやすい大きさに切って松笠揚げにします。
前回の反省を踏まえて、今回は身にだけ片栗粉をまぶして、ウロコには出来るだけ粉がつかないように気をつけて皮側を下にして油にいれました。
するともこもこもこっとウロコが揚がって身が浮いてくるのがめっちゃかわいいんですよ!
これは実際に見てもらわないとわからないヤツですね…
白い!
さすが白甘鯛です!
めっちゃ白い!
ウロコを取った身の半分は薄皮を剥いでお造りに。
本当は冷蔵庫でしばらく〆た方が良いのですか、時間がないのですぐに引いてしまいました。
お腹が空いたのて仕方ありません…
そんなわけで、残りのアラはあら汁、兜は酒蒸し、昆布〆のお造り、アラ汁から取り出したアラに残った身はむしってでんぶを作るフルコースで堪能し尽くしました!!!
(写真を撮り忘れました…)
今回も美味しく食べ尽くしました!
ありがとうございます!!
万が一、次回があることを想定して普通の甘鯛を買って練習しておきます!!!
試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!