とうもろこし好きに捧ぐ、少しの手間で二度美味しい!:丸ごととうもろこしご飯の作り方
旬のとうもろこし、楽しんでますか?
茹でてそのまま頬張るのも、焼きもろこしにするのも最高ですよね!
ポタージュも美味しいし、かき揚げも大好きです!
もしとうもろこしが大量に届いたり取寄せた場合は、とにかくすぐに加熱して甘さが逃げないようにしてから粒を外して冷凍がおススメです。
チャーハンやスープ、カレーなどに凍ったまま入れられて便利です。
さて、そんなとうもろこしを愛する皆様に一度お試し頂きたいのが、材料はシンプルですが、ちょっと一手間をかけてとうもろこしのうま味をギュギュ、ギューッと詰め込んだとうもろこしを丸ごと使った贅沢なとうもろこしご飯です。
名付けて「丸ごととうもろこしご飯」!
(ネーミングセンスの無さには定評があります)
なぜ丸ごとかと言うと、食べるのは実だけですが、皮もひげも芯も全部使うから。
しかも、その実も3種類の味わい方をするからです。
では、早速作ってみましょう。
【材料】(4人分)
お米 … 2合
とうもろこし … 1本
塩 … 小さじ1/2
バター … 10g
醤油 … 小さじ1
【作り方】
1、とうもろこしは外側の汚れた皮を数枚むいて、軽く水洗いします。
2、鍋で蒸し煮します。
水300mlには塩小さじ1/2を入れます。
3、水から火にかけ、沸騰3分でひっくり返して、もう3分で茹で上がりです。
4、茹で上がったら、トングやゴム手袋などを使って火傷しないように、皮をむきます。火が通っているので簡単にペロンとむけます。
茹で汁は後で使うので捨てないで下さい。
5、皮をむいたら熱いまますぐにラップでピッチリ包んで冷まします。
熱いうちに包まないと粒がシワシワになってしまいます。ここまでしておけば冷蔵庫で2〜3日保管してもこれ以上甘みが抜けることはありません。
6、冷めたら芯から粒を外します。
長さ4〜5cm、縦半分に切って半円柱形にすると包丁でも無駄なく削げます。
粒は1/3ずつに分けておきます。
7、研いでザルに上げておいたお米と先程の茹で汁を炊飯器の内釜に入れて表示の水加減にします。茹で汁が足りなければ水を足して下さい。
水加減を合わせたら、とうもろこしの芯、とうもろこしの粒1/3を順番に炊飯器の内釜に入れて炊きます。
茹で汁に塩が入っているのでここでは塩を入れませんが、茹で汁が半分以上残るようなら塩小さじ1/4〜1/2を足して下さい。ここでは薄味にしています。
8、炊き上がったら、芯を取り除き、取り分けておいた実の1/3を入れてよく混ぜます。
炊き込む粒と後入れの粒で異なる食感を楽しめます。(鮮度や品種によってはあまり違いがない場合もあります)
9、残り1/3の実はバターコーンにします。(炊いている間に作っておくと良いです)
フライパンを中火で熱してバターを溶かし、コーンを軽く炒めます。
10、醤油を鍋肌に回しかけ、焦げた良い香りになったら火を止めて小鉢などに盛り付けます。
11、炊き上がったご飯と一緒にどうぞ。
半分はそのまま、残りの半分は追いバターコーンをしてジャンクな味変を楽しんでみて下さい。
とうもろこしを余すところなく食べ尽くす、丸ごととうもろこしご飯。
是非一度お試し下さい。