SNS炎上騒動「年収890万～920万ないと社会のお荷物」を深堀りする
全然知りませんでしたが、
有名人の林修さんが「年収890万～920万ないと社会のお荷物」と主張した
とSNSで拡散されてしまっていたそうです。
林さん自身、法的処置を取ることも検討しているそうで
「そのセリフは、私の見解ではない（そんなことは私は言っていない）」
と、林さんご自身が、ご本人のブログで正式表明されております。
これを機に林さんのブログを詳細に拝読させて頂きました。
出演したテレビ番組のテーマは「高学歴ニート」だったようです。
林さんの公式見解として
「我々は、非常に社会的なコストがかかる暮らしを、当たり前のものとして享受することになってしまっているので、今のシステムを維持するのは大変なんですよ。」
「人が好きなことをやっていると、どうしても、提供されないサービスが世の中に出てくるんです。社会的なサービスにはどうしても、穴が開くんですよ。そうすると、恐ろしい世の中になりますよ。皆さん、思っている以上に、日本社会の恩恵を受けているんですよ。趣味だけで、これだけの道路網が発達するか、国防はどうなのか、警察はどうなのか。」
とおっしゃっております。
私も、日本の衰退に関して色々不安に思うことがあるので、
記事内容そのものに共感できる部分があります。
ただ、少し気になった部分がありまして、一方で、この公式見解って
国家衰退の責任を
好きなことをやっている（ようにみえる）
高学歴ニートに押し付けないと恐ろしい世の中になる
という風に読めなくもないのですが、いかがでしょうか。
考えすぎですかね？
あ、これはヒガミでも何でもありません。
私自身は年収920万以上稼いで国家様に貢献している身ですので。
さて、私の中で
国家を衰退へ陥れた責任者は誰か？
という問いに対する答えは割とはっきりしていて
モノがどんどん無に帰するIT革命を（今でも）軽視し、
既存ハード産業に固執し、
「モノに魂が宿る」と固く信じている日本人全体
これに尽きると思っています（インターネットで振り込むと手数料が無料・格安なのに、未だにATMに長蛇の列を作ってしまうことが、その確たる証拠です）。
ピーンとは来ませんかね？苦笑。