81歳の母の来訪
実家の母が、下町の近所の歯医者に通っている。
今日は久々に歯医者にやってくるというのであり物でお昼ご飯を一緒に食べた。
土鍋で炊いた、炊き立ての白米をおむすびに、昨日の豚汁と常備菜で。
6年前に間質性肺炎を患い、一時はどうなるかと心配した母が酸素ボンベが外れて、時々はあはあ言いながらもなんとか元気に生きていてくれて本当に嬉しい。
今日は電車とバスを乗り継いで、作ったおかずやら子供達の大好物のシャインマスカットとお菓子などを、これまたはあはあ言いながら持ってきた。感謝の気持ちでいっぱい。
81歳になっても54歳の娘の私を想う気持ちで溢れている。
そう。私は愛情いっぱいで育ったのだ。
夫が愛情たっぷりで育ってないわけではないのだけど、愛の形は下町の母のそれとはだいぶ違っており、23年前、私はとんでもないところに嫁いでしまったのだと、結婚してから知ることになるのだけど、それはまた今度。