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【ウモ星人からの書簡】 D74 T0-74/79 私たちは何者で、どこから来たのか?

#UMMO

D74
T0 - 74/79

手紙のタイトル:私たちは何者で、どこから来たのか?
日付:1969年(03月22日~11月17日の間)
宛先:アントニオ・リベラ氏
原文の原語:スペイン語
備考 : 18ページのレポートの冒頭+メモ3ページ(1ページ欠落)。このパートは5ページと備考1ページで構成されています。
このレポートは、最初にD74、次にD75-D78、最後にD79-D81と3回に分けて受信しました。各ページに1から始まる番号が振られています。また、備考は別ページに番号が振られており、10と11を含む3ページ目は現在紛失しています。

一枚目と二枚目の受信日は不明ですが、1969年3月22日に受信した報告書D72の日付と、原本と切手の消印に1969年11月17日と記載のある三枚目の日付の間です。

このレポートは章ごとに読まれたか、バレナ・アレグレに伝えられたと思われ、原文からわかるように、ある章の終わりと次の章の始まりが同じページになっていることがあり、そのためにダルノードが各章に言及した可能性があります。



私たちは何者で、どこから来たのか?

 
1950年3月28日、世界標準時4時17分3秒、OAWOLEA UEWA OEM(レンズ型宇宙船)が史上初めて地球の岩石圏に着陸しました。

降下は、フランス・バスアルプ地方、ラ・ジャヴィ村の標高8000m付近で行われました。

私たちの六人の兄弟の内、二人はYIEE(女性)で、OEOE91の息子OEOE95の指導の下、UMMOの最初の「INAYUYISAA」探検隊としてこの「OYAA」(惑星)に残りました。

言語の習得、習慣や社会・職業の行動、文化に関する情報の収集等、この星に適応する過程は、とてもひと言では言い表せないものでした。

私たちは、地球とは地質学的な外見が少し異なる、固まった星から来たのです。私たちの「OYAA」の音素は、スペイン語でUMMO(Uは促音)と表記できます。

その形態は回転楕円体とみなすことができ、半径は次の様になります。

最大半径R = 7,251,608,000 m
最小半径r = 7,016,091,000 m

全体の質量は、m = 9.36×10^24kgです。

黄道面の法線に対する傾斜角:18°39' 56.3"(19.8秒角の周期的な変動を受けます。この表記は地球の技術者が使っている単位を使用しています)。

重力加速度(AINNAOXOOにて測定):g=11.9m/sec^2。

軸の回転:30.92時間(UIWで計測します。30.92時間=600UIWで、これは1XIIに相当します。註3参照)。

註3:UMMOの自転は潮汐によって地球よりも著しく時間が掛かりますが、角速度は、あなたのOYAAの記録よりも早い速度に達しています。

(音素XIIは「UMMOの一日」の長さを表すほか、「周期」「回転」「単位回転」などの意味もあります。)

UMMOの地質構造は、地球と較べてとても顕著な差があります。

九つのXOODIUMMOO DUU OII(「つながった地層」と訳せます)があり、これらには非常に多様な物理的特性があります。これらの地層の不連続性は急激ではなく、さまざまな厚さの移行層が存在します。

UMMO星断面図


図1は、私たちのOYAA(惑星)の断面図で、XOODIUMMOの厚みを反映しています。これらの地層の化学組成は非常に多様です。例えば、平均密度が(地球の単位で)16.22g/cm^3のXOODIUMMO UO層には、皆さんもよくご存知の以下の元素が含まれています。

コバルト:88.3%
ニッケル:6.8%
鉄:2.6%
バナジウム:1.2%
マンガン:0.7%

一方、最上層のXOODIUMMO IAASは組成が大きく異なっています。

鉄分:52%
コバルト:33.5%
ニッケル:12%
マンガン:2.1%
金属ケイ酸塩:0.3%

これらの層は固体で高圧下にあり、その周囲を酸化チタン、ケイ酸鉄、アルミニウム、マグネシウムの化合物を多く含む半流動相のXOODIUMMO IENとXOODIUMMO IEBOOが取り囲んでいます。

最も重要な球状層のひとつが第6層(5番の地層)です。厚さは約28.8KOAE(約251km)です。大きなダイヤモンド層を持ち、巨大なIOIXOINOIYAA(空洞)が残る肺胞構造を持ち、隣接するゾーンの高い圧力から保たれており、その中には主にメタン、プロパン、酸素などの大量の固体、液体、気体の有機物質が存在しています。主な火山活動は、大きな炎の柱を大気層中に放出するOAKEDEEIです。

最後の層であるXOODIUMMO OANA, OANMAAは、遠い時代に、非常に激しい変成作用の造山過程を経ました。しかし、大陸の地形にはあまり起伏がないので、侵食によって褶曲や顕著な断層の構造がなだらかに変化しました。

一つの「大陸」と小さな島々の面積は、UMMO全体の38%しかありません。

XOODIUMMO OANMAA層の大気組成のパラメータは地球の大気層と似ています。

UMMOは、私たちがIUMMA(太陽)と呼ぶ小質量星の周りを離心率0.0078の楕円軌道(ほぼ円形)を描いて動きます。UMMO - IUMMA間の平均距離は9.96×10^12センチメートルです。

私たちの周期の評価方法は、あなた方とは異なり、古代の天文学的な誤差を起源として、私たちの歴史の中で維持されてきたものです。

私たちはXEE(UMMOの「年」)を、IUMMAを中心とした私たちのOYAAの移動の1/18の割合と定義します(現在、音素XEEは「円形軌道」とも同義語です)。

古代の「宇宙学者」は、基準となるIUMMAを公転するOYAAとUMMOの黄道面の方向が2°異なることに気づかず、UMMOの軌道は円筒の表面をたどる二重らせん状(図2、3)であると結論づけました。

そして、私たちのOYAAは、下降移動を三回(図2)と上昇移動を三回(図3)行い、これで1サイクルになると考えていました。1XEE(UMMOの1年=地球の0.212年)。

かつて考えられていたUMMO星の軌道。後年、この説は誤りであったことが判明。


ここで、XEEを実際の平行移動の周期の1/3と定義することができます。したがって、六周期は古代のXEEUMMOであり、現在の18XEEに相当します。

IUMMAは、質量1.48×10^33地球グラムの恒星です。1967年7月8日の時点で太陽との距離は14.421光年です。

地球の天文台で簡単に私たちのOOYIAAを確認することはできません。これは、私たちの専門家が慣習として、あなた方とは異なるタイプの銀河基準系を確立しているからです(註1)。

註1 - 私たち自身の銀河を基点にした極座標の基準枠を使っています。銀河系中心に対する安定度が非常に高い、地球の単位で12,382, 1,900,264, 899.07, 31.44 パーセクに位置する四つの電波源を調整の中心として使用します。

しかし、基準軸の変更は、ミスさえしなければ難しいことではありません。しかし、あなたと私たちが相互に確認した星の質量、等級、位置、距離に関するデータには、大きな違いがあることがわかりました。

このため、あなたが登録した星が私たちのIUMMAであるかどうかは、まだはっきりとはお伝えできません。

IUMMAの位置を確定するために、あなたの方法で座標を計算したところ、次のようになりました。

直交座標系で定義された立体角 12時31分14秒(±2分11秒)
赤緯 9° 18' 7" ± 14' 2"。
この立体角の中心付近(12時31分;+9°18')に、「ウルフ424」と呼ばれる星があることが、あなたの表からわかりました。

これはIUMMAに相当すると思われます。その特徴は、d = 14.6光年、絶対視等級 = 14.3等です。見かけの光度は12.5等です。スペクトルはMクラスに対応します。

ただし、これらの特性は実際のものとは少し異なります。問題の誤差は、大きさの評価において、非常に高密度の宇宙塵の集積(0.6mm以下の電離した金属固体粒子の複雑な重力スペクトル)による誤差だと説明できます。記録された明るさは、もっと減衰しているはずです。記録された低い値(10パーセクで記録した光度=14.3)はこの疑念を裏付けます。

宇宙塵が無い場合、10パーセク離れた観測者は従来の尺度で7.4等星を記録します。

一方、IUMMAの平均表面温度は4580.3ケルビンであり、あなたが測定値よりも高いです。このスペクトルの誤差は、蓄積した宇宙塵による掩蔽の影響以外は、なかなか説明のつかないものです。

これらの難問をすべて解決することは難しいです。塵やガス雲の密度が高いために光度が減衰することを考慮して自分たちで計算した結果、光軸が粒子の割合が高いところを通ると、見かけの光度が26等になり、現在の光学機器では殆ど見えないため、問題の解明に役立たなかったのです。

一方、粒子があまり密集していない場所では、(従来の地球の単位で)12〜13等級に見え、これはあなたのウルフ424の記録と正確に一致しています。

ウルフ424は、私たちが記録している以下の二つの小天体(OOYIA)のうちの一つであるという仮説もあり得ます。

UMMOの言語による二つの小天体の一つ

IUMMAから2.07光年に位置します。
表面温度 3210° ケルビン。

UMMOの言語による二つの小天体のもう一つ

IUMMAから0.62光年に位置します。
表面温度 2575° ケルビン。

IUMMAは、長期予測が困難な磁場の変化を起こします。IUMMAで検出可能なこのフィールドの強度は、あなたにとっては驚異的な値に達します。3.8ガウスから216ガウスという極端な値で推移します。

UMMOの固有磁場が地球より弱く、最大0.23Γ、最小0.07ガウスであることを考えると、IUMMAのスペクトルを観測すれば、これらの摂動による偏光のために特定のラインが分裂していることがお分かりでしょう。

このような強い変化は、私たちのOYAAに非常に影響します。例えば、大気に電離層ができることで、強い放射線から生態系を守るのです。生物の突然変異は少なく、その結果、動物相や植物相の種類は地球ほど豊富ではありません。

一方、夜空にはオーロラの様な気象現象が現れ、より幻想的な世界が広がります。

技術は、地球とは異なる方向に進んでいます。電磁波を利用した通信は特定の場合にのみ可能で、磁場ポテンシャル勾配が機能する様々な機器は、外部からの強い外乱を防ぐ必要があります。

この技術の原史料には、祖先の兄弟たちが、野原に広げられた大きな金属製のトロイダル(当時のケーブルが埋められていた跡がまだ残っています)に、非周期型の強力な電流を流し、そのエネルギーを(電池と同じように)貯蔵して使っていたことが記されています(註2)。

註2)私たちの祖先は、エネルギーを作って蓄えるために、大変な努力をし、大陸の地理を変えるほどの壮大な工事を行いました。重要な四つのエネルギー源が活用されました。OAK EOEEI(火山の種類)の高密度地域からの熱エネルギー、天然ガス(プロパンなどの炭化水素を多く含む)の入手、IUMMAの放射エネルギーを利用するために反射板付きのパイプを何千本も作って広い地域をカバーし、最後にIUMMAの磁場の強さを利用してUMMOの回転と組み合わせ、浅く埋めた大きな導体(プラチナと銅合金)で、巨大な直径のコイルや、砂漠地帯の地表に分布するトロイド(トロイダルコイル)のネットワークによって得るエネルギーです。

地形が不規則なために川の流れは不安定で、水力エネルギーはあまり発達しませんでした。液体の炭化水素は、その時代の兄弟には決して取り出すことができないほど深いところでしか見つかりませんでした(技術が進むと、それを利用する必要はなくなりました)。

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